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より良い地域とするために

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先日、日高高校で「ひだからタイム」として、地域の課題研究の成果の報告会が開催されました。1年生が2グループ、2年生が1グループの計3グループに分かれての研究で、それぞれが地域課題としたテーマは、1年生のグループは「日高地域に滞在する観光客が少ない」、「日高地域に住む高齢者のデジタル化が進んでいない」という2課題、2年生のグループは「国立公園化に伴う日高町の活性化について」というものでした。

「ひだからタイム」報告会
「ひだからタイム」報告会

滞在する観光客が少ないとしたグループでは、実際に地域を通過する車両をトラックなどの大型車両と観光客になりそうな一般車両に分けて調査したり、道内の観光産業の状況などを調べたうえで、地域としての課題が報告されていました。

高齢者のデジタル化のグループでは、スマートフォン保有率を地域の高齢者にアンケート調査を行うなどして実態を把握したうえで、スマートフォン教室の開催などの提案がありましたが、教室を開催したときには、高校生が講師になってくれそうな感じもあり、実際に実現できそうと感じました。

国立公園化と町の活性化を課題としたグループは、まず日高山脈襟裳十勝国立公園の概要の学習や町総合支所の担当職員へのインタビュー(質問)を行ったうえで、次の4つの課題に取り組むことが日高町が活性化すると仮説を立てたそうです。
 1 市町村合併20周年記念、日高町公式ゆるキャラ作成(国立公園をイメージ)
 2 道の駅のトイレ・ゴミ箱問題
 3 キャッシュレス決済の導入
 4 ビジターセンター機能を持つ場所での情報提供

発表では、アンケート調査の結果、現場の確認などを基に、これらを課題にした理由がよく整理されていました。特にゆるキャラ提案では、自分たちで考えたキャラクター像が示されるなど、具体的な提案内容に感心しました。

そこで、これらの取り組みを提案だけで終わらせるのではなく、実現させるためには何をしなければならないか、もうひと頑張りを期待しています。

発表の様子
発表の様子
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