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懐かしい踊りを再び~門別音頭復活~

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8月17日に門別音頭復活セレモニーという行事が総合町民センターで開催されました。主催したのは「つくしの会」というNPO法人で、この団体は、これまで30年あまり、子育て支援や文化芸術をとおして、人のつながりを大切にする活動を続けてきた団体です。本年、NPO法人となったことをきっかけに、平成18年の市町村合併前の旧門別町で誕生した門別音頭を復活させようということになり、復活セレモニーという形のイベントを企画したそうです。

門別音頭復活セレモニー
門別音頭復活セレモニー

ここで、門別音頭について少し説明しますと、門別音頭は、旧門別町が開基百年を迎えた昭和47年(1972年)、百年記念選定歌としてレコード化された「緑と海と太陽と」「門別音頭」のうちの1曲で、音頭ですから振り付けもされました。ちなみに、開基百年のキャッチフレーズは「二世紀につなげ門別希望と夢を」でした。
その後は、お祭り・文化祭・敬老会など、広く町内で披露されるようになり、富川・門別本町・厚賀町の3地区に門別音頭保存会も組織され、町民の皆さんにも親しまれていきましたが、保存会の会員の皆さんの高齢化などもあり、十数年前からは見かけることがなくなっていました。こうしたことがあって、「つくしの会」では、ぜひ門別音頭を復活させて、またみんなで踊れるようにしようと門別音頭復活セレモニーの開催となりました。

セレモニー当日は、私も参加しましたが、日高町出身で、大黒摩季さん・広瀬香美さんなどのサポートバンドメンバーとして活動し、昭和音楽大学講師でもある二本柳一明さんによるピアノ演奏のほか、日高伝統舞踊保存会による日高観光音頭が披露されました。そして、いよいよ門別音頭、中山流師範の中山芳誠さんの指導のもと門別音頭が久し振りに復活、最後は、参加者で輪踊りを楽しみました。(けっこういい汗かきました)中には門別音頭保存会で使われていた浴衣をお召しの方も大勢いて、とても懐かしく感じるとともに、皆さん楽しそうに踊っていたのが印象的でした。

門別音頭を参加者で輪踊りする様子1
門別音頭を参加者で輪踊りする様子1
門別音頭を参加者で輪踊りする様子2
門別音頭を参加者で輪踊りする様子2

このほかに、「つくしの会」の活動の一つに外国人との文化交流も計画しているとのことですが、日高町の外国人登録は、近年増加の一途で、現在は国の数のでは30カ国を超え、人数では500人以上の外国の方々が住民として暮らしていますので、どのように交流していくかが大きな課題となっています。町として一緒に取り組むことができないか考えてみたいと思っています。

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