本文へ

ウズベキスタン共和国駐日大使が来町

更新日
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

去る5月11日にウズベキスタン共和国大使館から、ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ大使、ハサノフ・アスカラリ領事、サイドフ・バホディル参事官が来町されました。日高町は、昨年、東京オリンピック・パラリンピックでウズベキスタン近代5種競技のホストタウンとなっていたという縁があって、大使一行の日高町訪問となりました。

ウズベキスタン共和国大使一行の日高町訪問の様子
ウズベキスタン共和国大使一行の日高町訪問の様子

大使は、小樽商科大学や北海道大学で学ばれたこともあって、北海道には深い愛着をもっておられるとのことで、学生時代に近所付き合いで親しくなった方とはいまだに交流があるそうです。ということで会話は通訳の必要がなく、すべて日本語でオーケーでしたし、領事と参事官も日本語が堪能で、今回はすべて通訳なしでの懇談でした。あまりに日本語がお上手なので、何か上達のコツがあったのですかと聞くと、日本語とウズベク語は文法が似ているのでおぼえやすいのだそうです。

今回の訪問では、それぞれの国・地域の実情などを情報交換しましたが、印象的だったのは、ウズベキスタンの国民の平均年齢が低いことです。大使のお話では20歳代後半とのことで、人口構成がとても若い国といえます。日本はどの位だろうと気になったので調べてみましたが、48歳位とのデータを見つけました。あまりの違いにちょっと驚きです。そのほかに大使から様々な分野での交流のお話がありましたが、中でもウズベキスタンから働くことを目的に日本に来たいという希望が多いことから、ウズベキスタン国内で、一定程度の語学力を身につけてから日本に送り出すプログラムも準備しているとのことで、日本での就労先の確保に力を入れたいようです。

就労に関しては、先日、隣のむかわ町で、外国人技能実習生を受け入れる監理団体が、閉校した小学校の校舎を利用して、道内の医療・福祉施設で働くために来日した実習生を受け入れる研修センターを開設し、ウズベキスタン人28人が出席したとの新聞報道がありました。

日高町では、すでに門別競馬場でホッカイドウ競馬の厩舎スタッフとして働いているウズベキスタンの方が5名います。役場での懇談の後、大使一行を門別競馬場に案内したのですが、大使と5人のウズベキスタン人スタッフが話をする機会があり、言葉はわかりませんでしたが、遠い異国で働く同胞を激励しているように見えました。

大使一行を門別競馬場に案内
大使一行を門別競馬場に案内

ちなみに、夕食を共にしたのですが、門別競馬場名物の「バケツジンギスカン」は大変好評でした。

お問い合わせ

総務課/人事給与グループ

〒059-2192
北海道沙流郡日高町門別本町210番地の1
電話:01456-2-5131
FAX:01456-2-5615