東京の若者から見た日高~日本女子大学来訪~
日高管内7町で組織する日高町村会と北海道日高振興局では、日本女子大学(東京都文京区)と令和3年8月に相互協力による協定を締結しました。この目的は、日本女子大学と日高管内7町・日高振興局が相互の持つ人的・物的・知的資源を活用して、大学側では各町が提供する単位修得プログラムの履修を行うとともに、日高側では学生の皆さんをはじめとする大学の知恵を借りて、各町の活性化と地域振興を図ろうとするものです。
こうした目的のために、まずは学生の皆さんが日高を訪問するという計画が以前からあったのですが、コロナ禍で実現していませんでした。この度、ようやく日本女子大学夏期日高訪問として人間社会学部文化学科の指導の先生、学生の皆さんによる3泊4日の来訪となりました。
初日は日高軽種馬農協北海道市場(新ひだか町)、日高育成牧場(浦河町)、アポイ岳ビジターセンター(様似町)、えりも岬(えりも町)などの見学、2日目・3日目は浦河町内でのワークショップで、テーマは「日高でSDGsを考える!」だったそうですが、日高地域の素材を活かしたSDGsプロジェクトはどのようなものだったのでしょうか。
最後の4日目は再び各町の見学で、レ・コード館(新冠町)、二風谷アイヌ文化博物館(平取町)、そして最後に日高町の門別競馬場となりました。門別競馬場では、私から産地競馬としてのホッカイドウ競馬の説明をしたほか、競馬開催日だったので実際のレースも見てもらいました。この日の昼食は、門別競馬場名物のバケツジンギスカンでしたが大変好評でした。今後もこうした交流が続き、協定の目的にあるとおり大学、日高地域双方に有意義なものとなることを願っています。


それと、この日はたまたま日本女子大学家政学部児童学科の皆さんが人間社会学部とは別に日高町にみえていましたが、日高町で取り組んでいる「早寝早起き朝ごはん」運動に関心があったとのことでした。私立ひばり幼稚園と町立わかば保育所で早寝早起き朝ごはんをテーマにした紙芝居を披露したり、ダンスを指導したりと一日子どもたちと交流していましたが、いい経験になってくれればと思います。


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