展示会やハロウィンなど活用いろいろ~旧日高門別駅~
JR日高線の旧日高門別駅舎を今年6月にリニューアルして、新しくなった町民サロン室を、住民の皆さんにイベントなどに活用していただきたいと思っておりましたが、徐々に利用が増えてきました。
まず、9月には町内在住の写真家 畠山公妥(ひろやす)さんの写真展がありました。畠山さんは、元日高町地域おこし協力隊員で、観光情報の発信やイベント運営支援などを中心に活動していましたが、協力隊員の任期満了後も日高町内に在住し、北海道を拠点に活動しており、最近ではドローンを使った撮影にも取り組んでいるそうです。


今回の写真展は、競走馬の写真が中心でしたが、作品に伊勢和紙を使い照明のない夜の牧場で撮った馬の写真などは幻想的でまるで絵のようでした。夜の暗闇の中で放牧されて、じっとしているとは限らない馬を撮るのは大変だったようですが、いままでに見たことのない不思議な感じの写真を見せてもらいました。

10月には「コットンクラブ」(代表-野口佐智子さん)というキルトサークルの作品展がありました。キルトとは、表地と裏地の間に薄い綿(キルト芯)を入れ、重ねた状態で刺し縫い(キルティング)して一つの作品にまとめたものだそうで、作品を拝見すると大小様々な力作がありましたが、確かに細かい作業が必要だというのがよくわかりました。中には完成まで1年以上かかったものもあったそうで、会員の皆さんの根気(根性?)にびっくりです。



「コットンクラブ」は、20年くらい前に野球少年団の子どもたちを持つお母さんがパッチワークの話題で盛り上がり、4人で公民館で活動をスタートさせ、現在は6人で月2回集まっているとお聞きしました。
同じく10月にハロウィンの催しもありました。町内有志の方々の主催で、旧日高門別駅周辺をアニメのキャラクターなどに仮装した子どもたちが賑やかに商店などを回りました。この催しは今年で5回目だそうで、参加した子どもたちは100人を越え、これまでで一番多かったとのことです。

これからも、このような展示会やイベントはもちろんのこと、ちょっとした会合にも旧日高門別駅を利用してもらえたらと思います。
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