新型コロナのワクチン接種を開始しました
昨年来のコロナ禍は、従来株から英国型の変異株への置き換わりが進んでいるとされるなど、一向に収束する気配がありません。これまで比較的感染者が少なかった日高管内でも5月に入ってから高校などでクラスターが発生するなど、月別の感染者は130人に上り、過去最多となりました。北海道の発表によると、人口10万人当たりの1週間の新規感染者は、97.2人となった週もあり、これは国のステージ4の基準25人を大きく上回るものです。
こうした状況の中、住民の皆さんのワクチンヘの期待は大きなものがありますが、当初は、国からのワクチン供給計画が不明確で、準備はしていたもののワクチン接種券を発送できない状況でした。4月末になりようやく65歳以上の高齢者分のワクチンが確保されることが確認できましたので、ゴールデンウイーク明けにワクチン接種券の発送を始め、5月中旬から高齢者を対象とした接種を開始しました。

とはいえ課題もありまして、日高町のワクチン接種は、すべて町立の国保病院・国保診療所の医師が行う集団接種であるため、接種日数、接種人数にどうしても限界があります。このため、年齢を5歳ごとに区分して、接種券送付日、受付開始日、接種開始日をずらしながら行っていますが、7月中には高齢者の接種が完了する予定です。
今後は、さらに対象者が多くなる64歳以下の方々への接種をいかにスムーズに行うか知恵を絞らなければなりません。
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