競走馬北海道市場の盛況を願って
依然としてコロナ禍が続いています。特に東京を中心とする首都圏は、最近、感染者が増加傾向で、本日(7月15日)、東京都が感染警戒レベルを最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げたとの報道もありました。
こうした状況の中、8月24日に競走馬の北海道市場セレクションセールが開催されますが、入場人数制限、検温、消毒など様々な対策を取ったうえで、通常の方法で開催するとのことです。5月12日に札幌競馬場で行う予定であったトレーニングセールが中止となっており、軽種馬生産者の方々にとっては待ちに待ったせり市となります。
ご存知の方も多いと思いますが、日高管内の令和元年の軽種馬生産頭数は、5,873頭で、実に全国の約80%を占めています。また、管内農業産出額452億円のうち、軽種馬は227億円と約5割を占める基幹産業になっており、市場の結果は地域経済に大きな影響があります。
ここ数年は、市場の結果も順調だっただけに、このコロナ禍が購買者の皆さんにどのような影響を与えることになるのか気がかりなところですが、7月13~14日に開催された、日本競走馬協会のセレクトセールでは、これまでの中で2番目の販売額となる盛況で、コロナ禍の影響は皆無といっていい結果でした。北海道市場でもセレクションセールの後にサマーセール、セプテンバーセール、オータムセールと続きますが、是非とも日高管内で開かれるせり市も、同様の結果となることを心から願うばかりです。



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