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コロナ禍でのやさしい気持ちの輪「シトラスリボンプロジェクト」

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皆さん、「シトラスリボンプロジェクト」というのをご存知でしょうか。これは、コロナ禍で生まれた差別や偏見を耳にした愛媛県の有志が立ち上げたプロジェクトで、愛媛県特産の柑橘類(シトラス)にちなみ、シトラス色のリボンを着けて「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動です。

この意味は、全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中にあって、感染してしまった人や医療従事者の人々が、地域の中で笑顔で暮らし続けるために、「ただいま」「おかえり」そんなふうに言い合える雰囲気があってこそ、安全・安心が守られるまちであり、そのために、自分たちの暮らしを守るために日々奮闘してくれている方々への感謝も込めて「ただいま」「おかえり」と言い合える人の輪を広げようというものです。

実は私はこのプロジェクトを知りませんでしたが、もんべつ児童館のこどもたち10人が、日々の活動の中でこのプロジェクトを知り、活動の象徴となるリボンを100個作ってくれて、先日、役場と国保病院に届けてくれたことで初めて知りました。

一生懸命作ってくれたリボンは、3つの輸からできていて、この3つは「地域」「家庭」「職場(or学校)」を表わすとのことです。

残念ながら、コロナ禍はまだまだ収まりそうにもなく、今後、自分あるいは回りの人が感染してしまうことになるかもしれません。常にそういった可能性がある中、感染者が出たあとに、どのような対応をするのかということがとても重要であり、それにより、日高町はどんなまちなのかということになると思います。

コロナ感染者が出ても決して差別や偏見がおこらないためには、やはり住民の方々の気持ちが大事であり、そうしたやさしい気持ちの輪の醸成に「シトラスリボンプロジェクト」は役立つものだと考えます。

私も、もんべつ児童館のこどもたちが作ってくれたシトラスリボンを着けています。

シトラスリボンを役場に届けてくれたこどもたち
シトラスリボンを役場に届けてくれたこどもたち
リボンを作成してくれたもんべつ児童館のこどもたち
リボンを作成してくれたもんべつ児童館のこどもたち
シトラスリボンを叶結びに挑戦するこどもたち
シトラスリボンを叶結びに挑戦するこどもたち
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