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史上初、無敗で牝馬3冠に輝く

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以前に「63年ぶりの快挙~無敗の2冠牝馬誕生~」と、このコーナーでお知らせした町内豊郷の長谷川牧場生産のデアリングタクト号が、またまた快挙を成し遂げました。しかも今度は「63年ぶり」が「史上初」に変わりました。

去る10月18日に行われた中央競馬第25回秋華賞において、デアリングタクト号は単勝1.4倍という圧倒的な1番人気のプレッシャーの中、堂々たるレース運びで圧勝し、デビュー以来5戦全勝で、桜花賞、オークスと併せ、牝馬3冠レースを制覇しました。過去に牝馬の3冠馬は5頭いるそうですが、無敗での達成はデアリングタクト号が初めてで、しかも5戦目でというのも最小記録とのことで、歴史に名を刻む競走馬となりました。

当日は、勝つだろうとは思いつつも、何となくドキドキしながらテレビ中継を見ていましたが、勝った瞬間はまず自宅で「やったー!」と最初のバンザイをしてから長谷川牧場にお祝いに向かいました。牧場主の長谷川文雄さんにお目にかかった時は、満面の笑みでしたが、次の日の新間記事に「こんな小さな牧場から生まれた馬が、よく3冠をとってくれたと涙をにじませた」とあったように、感激もひとしおのものがあったことでしょう。失礼ながら、小さな牧場の生産馬が、とてつもない大きな夢を日高の生産界に与えてくれたと思います。本当におめでとうございました。

レース後は、生産者仲間・獣医師の方々など、次々に祝福の皆さんが集まり、家の前で夕陽に向かって恒例となった記念写真撮影です。今回も人々に混ざり、すっかりおなじみになった柴犬の「りき」も一緒に写真に納まり、喜び一杯、和気あいあいのバンザイでした。

そういえば、競馬放送グリーンチャンネルの長谷川さんへの生産者インタビューがネット上で評判になっているそうで、何を話すのか楽しみにしている人がたくさんいるようです。私たちも当日、グリーンチャンネルを見ましたが、時折「ガハハ」と笑いながらユニークな受け答えをしている長谷川さんのインタビューを聞きながら盛り上がりました。

次走のレースは、どこになるのか今のところ決まってはいないようですが、いずれにしても今までとは違うステージで、更なる高みを目指すことになるでしょうから、これからも無事に活躍することを願うばかりです。一度現地に応援に行きたいものですねぇ。

無敗牝馬3冠制覇を達成したデアリングタクト号 (写真:競馬ブック)
無敗牝馬3冠制覇を達成したデアリングタクト号 (写真:競馬ブック)
「バンザイ!」長谷川牧場関係者の皆さんと一緒に
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