コロナ禍での人手不足
新型コロナウィルス感染拡大により、事業の縮小や自粛といった対応を余儀なくされている企業などが多くなり、その結果、一時の人手不足感が急激に低下し、逆に「旅館・ホテル業」「飲食業」「娯楽サービス業」では人手が過剰とする事業者が増加したとの報道があります。(もちろん、人手不足感が減少したのは一時的なもので、今後、業績が回復すれば、再び人手不足となることが十分考えられますが)こうした業種がある一方で、「農林水産業」「建設業」「電気通信業」などでは反対に人手不足とする事業者が依然として多いという調査があります。
日高管内でも、特に軽種馬産業でコロナ禍の状況に関係なく人手不足が続いています。近年、この不足する働き手を確保するために外国人に頼るという状況になっており、日高町でも多くの外国人の方が働いています。町内に住んでいる外国人の方を見ますと、8月の数値ですが、外国人登録は、27か国282人、国別の内訳は、インド107人、フィリピン75人、以下、中国16人、べ卜ナム12人、ベネズエラ11人と続き、インドとフィリピンが突出しています。そして、インド人とフィリピン人の方の多くは牧場や門別競馬場などで働いており、こうしてみると町内の軽種馬産業は、多くの外国人の方々に支えられていることがわかります。
こうした傾向は今後も続いていくと思われますが、生活習慣や食生活が違う中で、居住している方々が仕事ばかりではなく、いかに地域にも馴染んででいただくかが課題になっています。

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