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最高金賞に輝く ~道産ブランド米ゆめぴりかコンテスト~

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今年は、新型コロナウィルスの影響で、明るい話題が少ない中、前回の中央競馬の牝馬3冠に続き、稲作の分野でも嬉しいニュースがありました。それは、道産ブランド米「ゆめぴりか」の出来栄えを競う「ゆめぴりかコンテスト2020」で、門別町農協が最高金賞を獲得したことです。

このコンテストは、「北海道からニッポンの米を。」をスローガンに掲げ、「ゆめぴりか」の生産技術やおいしさを競う品評会で、北海道内各地の生産者の協議会やJAなどで構成する「北海道の新たなブランド形成協議会」の主催により、2015年にスタートしたそうです。第5回目となる今回は、北海道内7地区の地区コンテストで選ばれた地区金賞米による全道コンテストが11月25日に札幌市で開催され、門別町農協が見事最高金賞に輝きました。

ゆめぴりかの生産では、タンパク含有率(低いほど旨味があるとされる)を7.4%に抑えるなどブランド米として厳しい出荷基準があり、農家の方々のご苦労は多いことでしょうが、栽培マニュアルを順守しながら地道に質の向上に努力されたことが実を結んだものであり、これまでの取り組みに敬意を表したいと思います。

この最高金賞に選ばれた「ゆめぴりか」は、「最高金賞ゆめぴりかシール」が貼付けられて、北海道内で12月上旬から数量限定で一般発売されているとのことですが、日高町内ではすでに完売とのことで、私もまだ食べていませんので、どこか町外で売っているところを探そうと思っています。

そうした希少価値のある最高金賞米を、門別町農協から何と310kgも寄付していただきました。さっそく小中学校、保育所、病院、老人福祉施設の給食に使わせていただきますが、今年、北海道で一番おいしい米を給食で味わってもらえればと思います。

「ゆめぴりか」が生まれたのは北海道上川農業試験場で、1997年の開発から約10年かかり、これまでにない味わいを持つ北海道米が誕生したとのことですが、直後に大規模な冷害に見舞われたこともあり、実際のデビューは2011年、今年は「ゆめぴりか」誕生からちょうど10周年ですが、これからも食味の進化は続いていくことでしょう。ちなみに「ゆめぴりか」の「ぴりか」はアイヌ語で美しいという意味です。

門別町農協・本間組合長(右)から最高金賞ゆめぴりかを受け取りました
門別町農協・本間組合長(右)から最高金賞ゆめぴりかを受け取りました
最高金賞受賞をお祝いする看板を役場庁舎に設置
最高金賞受賞をお祝いする看板を役場庁舎に設置
門別町産米改良協会・森永会長が講師となって行われた食育授業
門別町産米改良協会・森永会長が講師となって行われた食育授業
最高金賞ゆめぴりかが給食で振る舞われました
最高金賞ゆめぴりかが給食で振る舞われました
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