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さまざまな課題に挑戦した成果を発表

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道立富川高校では、総合的な学習の一環として、各学年ごとに目標を決めて探求の時間として取り組んだ学習成果の発表を2月1日に行いました。

当日は、私のほかに今年卒業する3年生の就職先2社の経営者の方も来賓として参加されていましたが、当日の発表の中からいくつかご紹介したいと思います。

1年生から「進路探求」発表の様子
1年生から「進路探求」の発表

まず、1年生から「進路探求」として、将来の進路(職業)関わることを中心に発表がありました。発表者は2人で「看護師と助産師ではなぜ年収に大きな差がでてしまうのか」「販売員に必要な力とは」というテーマでしたが、このほかにも時間の関係で発表はなかったものの、「なぜコンサルティング業界が拡大しているのか」「医療のAI化が進んでいるのはなぜか」「介護福祉士に向いていない人」などがあり、どうしてそのようなテーマを選んだのか興味深いところです。

2年生から「地域探求」発表の様子
2年生から「地域探求」の発表

続く2年生は、「地域探求」として、日高町の現状、課題とその解決策の発表がありましたが、さすがに自分たちの住んでいる町の課題(弱点)は、的確にとらえているなと感心しましたし、どのようなことが必要なのか改めて意見を聞いてみたいとも思いました。ほかには、コロナ禍で実施できなかったインターンシップに代わり行なわれた、企業アンケートの結果が報告されていました。

3年生から「地域探求2nd」発表の様子
3年生から「地域探求2nd」の発表

さて、トリは3年生、課題は「地域探求2nd」として、「愛される(町の)キャラクター作り」「(門別)競馬場にふれあいを!」「牛さんを救え!!牛乳消費レシピ日高乳業」「Attention じぇらーと」「あつまれ!日高のまち」というテーマを掲げたもので、キャラクターのデザイン、具体的なイベント提案、乳製品の消費拡大キャンペーン運動(オリジナル体操の動画付き)、レシピの紹介など、具体的な内容でおもしろい企画でした。

このほかに、1年生から3年生が混合で取り組む「富高ゼミ」があり、「AIに感情は必要か」というなかなか難しいテーマがあるかと思えば、「モテる男(女)の条件」という高校生には身近?なものもあり、率直な分析がされていました。

最後は、3年生の「進路決定までの道程」、進学・就職それぞれにどのように取り組んできたかを紹介する成功体験の発表でしたが、具体的で分かりやすく説明されていて、後輩諸君にも大いに参考になったことと思います。

このような取り組みは、こうしたことを通して、的確な情報分析力が育まれたり、自分の周りにある課題や疑間への対応力を身に着けるなど、普段の勉強にはない、違ったフィールドでの貴重な経験であったと思います。そして何より自分の将来を考えることに大いに役立つことでしょう。

それと、門別中学校の生徒が見学に来ていましたが、高校の行事を実際に体験することは、大変いいことだなあと感じました。

指導に当たられた先生方、お疲れさまでした。

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