富小日記（令和7年12月）

　戦後80年が経ち、戦争体験者が減少する中で戦争の悲惨さや平和の大切さをどう次世代に継承するかが課題となっています。富川小学校では、年に一度平和集会を行い、全校で平和を考える機会を設けています。今年度は、1．3．5年生が発表しました。1年生は、うれしくなる言葉の実がなった創作物「へいわの木」の紹介や絵本の朗読発表、3年生は戦争の始まりを寸劇で表現しました。5年生は、各グループで調べた外国（ネパール、イエメン、イスラエル自治区ガザ区など）の実態とそこに住んでいる子ども達の生活を調べ、「子どもの権利条約」が保障されているか照らし合わせながら発表しました。
　今の平和を守っていくためにも、社会的な課題を自分事として捉えて考えることができる子どもを育てていきたいです。

　2日（火曜日）2年生の教室ではたくさんの新聞紙が広げられ、子ども達の楽しそうな声が廊下まで聞こえてきました。図工の学習で、新聞紙を使っていろいろな物を作っていました。洋服、帽子、大きなリボンにぬいぐるみ・・・想像力を膨らませて、創作活動に没頭していました。真剣な表情とにこやかな表情を交互に見せながら完成した物を見せ合っていました。

　12月2日（火曜日）5年生の参観日が行われました。1組、2組どちらも算数「割合」の学習のまとめの問題に取り組んでいました。今まで学習した知識を使い、どのお弁当が安いかを求めます。友達と相談したり教え合ったりして答えを導きました。
その後の親子レクでは、校舎の半分を使って逃走中ならぬ「逃歩中」を行いました。保護者の方がハンターとなり、逃げたり隠れたりする子どもを捕まえます。もちろん走ってはいけません。ミッションをクリアして捕まった仲間を助ける場面があり、かなり本格的なルールです。サングラスを用意してくださる保護者の方もいて、大盛り上がりの子どもたちでした。