富小日記（令和7年8月）

4年生の国語の学習では、学級新聞づくりをしていました。題材は、自分がなりたい職業です。消防士、ユーチューバー、サッカー選手、ケーキ屋・・・どんな仕事をしているか詳しく調べていました。また、新聞を書くうえで必要な事項、「トップ記事」「題名」「見出し」などを確認し、記事の大きさや位置、写真の効果的な使用など工夫していました。最後は友だちとどんな構成にしたら見やすいか、相談しながら素敵な新聞を作っていました。

　28日（木曜日）6年2組の授業交流が行われました。今年度は、子ども主体の学び合う授業づくりを通して自律的に学ぶ子どもを育てるため、子どもがどこで学び、どこでつまずいたのかなど、一人一人の学びに注目して日常の授業作りに活かしています。本日は、北海道教育大学大学院の宮原順寛准教授を招いて授業交流を行いました。
国語「あなたは作家」の学習で、写真から想像を広げて物語を作る学習でした。人がたくさん写っている写真から、どの人を主人公にするか決め、どんな出来事が起きたか、また主人公はどう変わったか想像していきます。同じ班の友だちと会話をしながらお話を膨らませたり、ロイロノートを操作して他の友だちがどんな内容を作ったのか見合ったりしました。たくさんの先生方に見られて緊張した様子も見られましたが、徐々にリラックスし、安心した雰囲気の中で創作活動を楽しんでいました。

　28日（木曜日）国語の学習で「大造じいさんとがん」の意味調べをしました。ロイロノートの共有ノートを使い、班で調べた語句やその意味を打ち込んでいきます。自分で全部調べなくても班のみんなで分担することができますし、他の班が調べたものも見ることができます。「案の定って何？」「らんまんを調べて」など班の友だちと会話をしたり、確認したりしながら進めていました。後半は、国語辞典を使って語句を探す「コトバト」をしました。例えば「た」から始まるうれしい言葉、というお題を出されたら国語辞典から探します。「助け合い」「誕生日」「大勝」「旅」などいろいろな言葉が出ました。「せ」から始まるかたい言葉、では「石像」「せんべい」「セキュリティー」などが出されました。友だちの見つけた言葉に感心したり笑ったりしながら、楽しく学習していました。

　21日（木曜日）外国語活動の様子です。「あなたは○○を持っていますか？」の勉強です。先生とALTの会話を真剣に聞いていました。どうやら身近な文房具を持っているかどうか聞いているようです。「Do you have a pen?」「Yes,I do.」「Do you have a pencil?」「No,I don’t.」他にも、消しゴムや定規などの英単語を学習しました。ALTの後にならって発音し、タブレットを使ったビンゴゲームをやりました。友だちと何度も繰り返して聞いたり答えたりしているうちに自然に発声できるようになってきました。

　8月20日（水曜日）久しぶりに校内に子ども達の元気な声や笑い声が響き渡りました。夏休みに作成した工作や自由研究をもって、元気に登校してきました。
　始業式では、まず3年生が最初に体育館に入場しました。最初の3年生が静かに待っていたので、次に入場した学年も、またその次の学年も静かに体育館に入場したことで、静まりかえった体育館で落ち着いた雰囲気の中で始業式が始まりました。
　校長先生のお話の中では「自分から」というキーワードが示され、どんなことを自分からやるか考えました。「自分からあいさつをする」「自分から困っている人に声をかける」「自分から手を挙げる」などいろいろな「自分から」することを発表しました。また生徒指導の先生のお話では、終業式でお話した「こうゆうすいか」を守れたのか振り返りをしました。交通事故、誘拐、水の事故、火の事故、どれも気をつけて生活できたようです。書記局の児童から最後に「あいさつ」に関わる○×クイズもありました。落ち着いた中でも、子ども達の楽しそうな様子が見られた始業式でした。
　長い2学期のスタートです。2学期も富川小学校の子ども達のがんばりを伝えていきます。どうぞよろしくお願いいたします。