ひだかEZOCA誕生

これまで町内では日高町商工会が「ひだかカード会」を設立し、ポイントカードを発行して商業振興に努めてきましたが、年々ポイントの売り上げも減少していることが課題となっていました。こうした中でこの度サツドラホールディングス株式会社とグループ企業である株式会社リージョナルマーケティングと日高町・日高町商工会・ひだかカード会が連携して、北海道共通ポイントカードであるEZOCAの地方自治体オリジナル版となる「ひだかEZOCA」を7月1日から発行されました。

今回の新たなカード発行事業は、令和6年8月にサツドラホールディングス株式会社と日高町が包括連携協定を締結し、今後、様々な分野で連携していくとした取り組みの一環として実現したものであり、同社の富山社長（写真：右から2番目）からは「ひだかEZOCAのスタートにより、今後は健康支援や移動支援のほか地域課題解決につながるデジタル施策など、持続可能なまちづくりを住民と共助のかたちで創っていく」、リージョナルマーケティングの渡部社長（写真：右から1番目）からも「日高町の交流人口の動向を可視化して地域の魅力発信などに活用していきたい」とのお話しがあり、地域経済などの町の活性化につながるものと大いに期待しているところです。

今回のカードは、昨年6月に誕生した「日高山脈襟裳十勝国立公園」の象徴である日高山脈、馬産地日高の馬、そして10月1日にオープンする富川複合施設「とみくる」がデザインされており、町内はもとより町外の方にも親しまれるものになることを願っています。