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日高町産馬の快挙続く

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中央競馬はG1レースが続く季節を迎えましたが、まずその第1弾といえる3月30日に中京競馬場で行われた高松宮記念(1200m芝)で、日高町の白井牧場生産のサトノレーヴが見事優勝しました。当日は2番人気と上位人気馬の1頭で、レース中は中段よりやや後ろにいましたが、直線で力強く抜け出して快勝しました。白井牧場にとっては、2000年にチアズグレイスが桜花賞を勝って以来25年ぶりのG1レース制覇で、スタッフの皆さんの喜びはひとしおでした。
サトノレーヴは、前走では、香港で行われた香港スプリントというG1レースに出走して外国の強豪馬を相手に3着と健闘していたこともあり、また海外でのレースで頑張ってほしいとの牧場スタッフの声もありました。6歳馬ながらまだ12戦しかしていないので、これからも短距離路線での一層の活躍が期待されます。

白井牧場の皆さん
白井牧場の皆さん

続いて、日本時間4月6日にドバイのメイダン競馬場で行われた国際競争ドバイターフ(1810m芝)で、日高町の下河辺牧場生産のソウルラッシュが見事優勝しました。このレースには、昨年の安田記念の勝ち馬で(この時ソウルラッシュは3着)、中距離路線の世界最強馬との評価もあるG1・10勝のロマンチックウォリアー(香港)も出走しておりましたが、これをわずか0.01馬身差退けての大接戦での勝利で、昨年のリベンジを果たしました。私もレースを見ましたが、どちらが勝ったのかわからないようなレースで、写真判定の時間も長くかかるほどほんのわずかの着差で、現地で応援していた下河辺隆行専務も勝利の瞬間はオーナーと抱き合って喜んだと聞きました。

下河辺牧場の皆さん
下河辺牧場の皆さん

これで、ソウルラッシュは昨年のマイルチャンピオンシップに続きG1・2勝目、しかも今回は世界一の馬を破っての快挙となり、今後は国内のG1競走はもとよりヨーロッパやアメリカでのG1も視野に入っているそうで、7歳を迎えて、快進撃は続きそうです。

両牧場とも誠におめでとうございました。春のG1シーズン開幕に日高町産馬の幸先の良いスタートとなりました。

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