今年も熱いレースに期待

今年のホッカイドウ競馬が4月16日に門別競馬場で開幕しました。当日は、前日から雨が降り続く生憎の天気でしたが、13時の開門前には400人を超えるファンの方々の行列ができていたほか、札幌からの無料送迎バスも3台になるほど、皆さんが開幕を心待ちにしていてくれたことがわかります。
この日は、昨年に引き続き公式アンバサダーとなった元日本ハムファイターズの杉谷拳士さんや元中央競馬騎手の藤田菜七子さんが来場して、鏡開き、トークショーなどで開幕初日を盛り上げてくれました。

昨年のホッカイドウ競馬は、発売額が543億円に達し、過去最高の売上額となり、5年連続で500億円越えを達成することができました。今年も主催者では、「選ばれる地方競馬」を目指して競馬番組はもとより、YouTubeの公式ホッカイドウ競馬チャンネルをリニューアルするなど、ファンサービスの一層の充実を図るとしています。
ホッカイドウ競馬の特徴は、馬産地の競馬場として他の地方競馬と異なり2歳馬戦のレースが約3割を占めていることです。そして、翌年にはこれらの馬が全国の競馬場に輩出され、競馬場の供給基地になっています。さらに、門別競馬場は、現在、大規模な改修工事が進んでおり、昨年から始まった厩舎の改修工事、今後は競馬業務施設、関係者の住居の改築、ファンエリアの整備と大きな事業が続きます。

今年は、11月13日まで85日間の開催であり、11月3日には船橋競馬場とコラボした、JBC2歳優駿もあります。今年も多くの方にご来場いただき、門別競馬場名物のバケツジンギスカンなどを楽しみながら白熱したレースを観戦していただければと思います。