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日高産ワイン誕生

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去る5月13日、道の駅樹海ロード日高でワインの試飲会が開かれました。提供されたワインは、町内富岡の馬場幸一さんが栽培した2022年産のブドウで醸造された赤ワインで、「defi 88 ans(デフィ 88 アン)」と名付けられていましたが、これはフランス語で「88歳の挑戦」という意味です。

馬場幸一さん
馬場幸一さん
2022年産のブドウで醸造された赤ワイン「defi 88 ans(デフィ 88 アン)」
2022年産のブドウで醸造された赤ワイン「defi 88 ans(デフィ 88 アン)」

馬場さんが栽培していたブドウは「山幸(やまさち)」という品種ですが、「清見(きよみ)」というブドウ品種と北海道内に自生する「山ブドウ」と掛け合わせた野趣あふれる香りと力強い酸味が特徴の耐寒品種だそうで、十勝管内池田町で開発されたものと聞きました。

馬場さんは、2018年からブドウの栽培を始めて、地域おこし協力隊の三浦翔さんの協力も得ながら徐々に苗木を増やし、昨年の秋に念願のワイン造りが開始され今年2月に86本のワインが完成し試飲会の開催となりました。

ワイン醸造は、帯広市のワイナリー「あいざわ農園」に委託して行われ、当日は、相沢一郎代表も会場を訪れて皆さんとワイン談義に花を咲かせていました。今回のワインの特徴としては、比較的熟成期間が短いためアルコール度数もやや低い(10.5%)とのことで、個人的な味の感想は、軽い口当たりでとても飲みやすいと思いました。(けっこうグイグイいけます。)

試飲会の様子
試飲会の様子

馬場さんは、これからもブドウの苗木を増やしてゆくゆくはワイナリーも、と夢を語っておられました。89歳の挑戦はまだまだ続きます。

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