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雄大な日高山脈の麓でツーデイズエンデューロ

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9月16日、17日に町内日高地区で「2023日高ツーデイズエンデューロ」が開催されました。エンデューロという競技はあまり馴染みがないかもしれませんが、1984年に北海道で初めて2日間のエンデューロ競技会が苫小牧市で開催され、その後1986年からは日高町で行われるようになったそうです。最近はコロナ禍もあり、今年は4年ぶりの開催となりましたが、参加者は約230名とのことで、海外からも、カナダ・オーストラリア・イギリスから6名の選手の参加がありました。

私は、競技大会前日の開会式に出席しましたが、高原荘(町営の温泉宿)前の広い駐車場が各参加チームのバイクが並べられたテントで埋め尽くされていました。日高ツーデイズエンデューロでは一般公道も走るため、競技前の検査では、ナンバープレートや保険加入の確認、さらに保安部品の機能や排気音量も厳しくチェックされるそうです。

競技大会前日の開会式
競技大会前日の開会式
2023日高ツーデイズエンデューロの様子1
2023日高ツーデイズエンデューロの様子1
2023日高ツーデイズエンデューロの様子2
2023日高ツーデイズエンデューロの様子2

日高町でのコースの特徴は、1周のコースが130kmを超えるほど長いこと、大半は未舗装路となっているが、一部に国道などの一般道路があること(当然法定速度内で走行しなければならない)、未舗装路も林道・作業道、草原や河原、川渡り、獣道や笹藪を刈り拡げただけの道、さらに全く整備していない完全なオフロードなど、ありとあらゆるシチュエーションがあることです。海外からの選手の中には、「日高は次々にいろいろな道、路面、景色が展開するので、めまぐるしく変化する状況に、瞬間瞬間で対応しなければならず、でもそれがエンデューロライダーとしてたまらない魅力なんです」と話してくれた方もいました。まさに日高山脈の麓で、雄大な自然を存分に味わいながらの競技会となったと思います。

2023日高ツーデイズエンデューロの様子3
2023日高ツーデイズエンデューロの様子3
2023日高ツーデイズエンデューロの様子4
2023日高ツーデイズエンデューロの様子4
エンデューロ
オートバイなどで行われるオフロードの耐久レースの一種。数十km、時には100kmを超える長距離のコースで競われ、コース距離が長く、路面がバラエティに富んでいるのがモトクロスとの一番の違い。モトクロスはコースが人の手によって作られているのに対し、エンデューロは基本的に自然の地形を活かした、あまり人の手が加わっていないコースが多い。
日高ツーデイズエンデューロでは、閉鎖されたコースではなく、一般道路も走行して、タイムチェックポイントを指定された時間内で走りながら、4カ所に設けられたスペシャルテスト(タイム計測区間)でスピードを競う。
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