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日高山脈ネイチャーセミナー第1回 「沙流川にやってきた夏鳥を探そう」 <散策>

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  • 2000年5月14日(日曜日)
  • 講師:佐田正行さん(鳥類研究)、藤本隆さん(日高野鳥の会)
  • サポーター:阿部史帆さん(鳥類研究)

中止にするべきかどうか迷うようなあいにくのお天気でしたが、昼近くに雨も上がってくれてホッと一息。
この天候の中でも、沙流川キャンプ場では元気な鳥のさえずりが聞こえました。

  • まず声を聞き分けること
  • 声のする方角を見定めること
  • 双眼鏡をうまく使うこと

などがポイントのようです。

『双眼鏡の使い方』

  1. 目で(=双眼鏡無しで)目標を定める。
  2. 視線を動かさないようにして双眼鏡を持ってきて、目にあわせる。

これはかなり有効です。

日高山脈ネイチャーセミナーの様子
観察する人々雨が避けて炊事棟の中で。声は聞こえるけど、姿はどこ?
エゾエンゴサクとニリンソウ
エゾエンゴサクとニリンソウがたくさん。暗いせいかニリンソウはつぼんでいました。
やどり木の写真

「お!鳥の巣か?」いえいえ、これは「やどり木」です。キレンジャクという鳥がやどり木の種を食べ、粘ったフンをすることで種を運びます。

観察された鳥: ニュウナイスズメ、センダイムシクイ、オオルリ、ゴジュウカラ、ジョウビタキ、キレンジャク、ヤマガラほか。

それにしても、先生方の目と耳のよさには本当にびっくりです。
参加されたみなさん、寒い中お疲れさまでした。


  • 今回の参加者=13名(サポーターさん含む)、講師=2名、スタッフ=2名。
お問い合わせ

日高山脈博物館

〒055-2301
北海道沙流郡日高町本町東1丁目297-12
電話:01457-6-9033
FAX:01457-6-9033