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第2回 動物注意!ダニ

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キタキツネ、エゾシカ、リス、ナキウサギなどなど、日高の山はたくさんの動物たちの生活圏になっています。
お互いに気持ちよく暮らすために、ちょっとした知識・注意が大いに役に立ちます。

ダニ

暑い頃によく登場。ごま粒よりは大きいでしょうか。やぶこぎをしたとき、木の下を通ったときなど知らない間にくっついていることがあります。血を吸いたいだけ吸うと(数日かかるようです)自分からぽとっと落ちます。吸いたいだけといってもあの小ささですから、一匹や二匹なら(血の量的には)大したことはありません。ただまれにライム病という病気の原因となることがあります。最近はアレルギーも増えていますし、できれば食いつかれないようにしたいですね。

対策

途中ではがすのは至難の業です(病院でとってもらうと安心でしょう)ので、彼らが頭を皮膚に突っ込む前に捕ることが肝心でしょう。すぐには食いつかず、その日のうちならたいがい簡単に取れます。

  • 白っぽい服を着て見つけやすくする
  • 露出の少ない格好をする(気温との兼ね合いもあって程度ものでしょうが、長袖長ズボン帽子などの方が安全です)
  • 虫除けを用いる
  • むやみにやぶこぎをしたり木の下にずっといたりしない方が安全(温度に感応するようです)
  • 山を下りたら上着を変えるなどして早期発見&除去に努める
  • その日のうちにお風呂などで点検する。背中など自分で見えないところは人に見てもらおう。
  • こどもや、犬などのペットといっしょに行った場合は、彼らにも食いついていないか点検してあげること。

食いつかれてしまったら、ピンセットでつまんでくるくる回したり、アルコール漬けにしたりという意見もあります。しかしあまり無理せず、だめだと思ったら病院へ行ってください。すぐ取ってもらえます。

ダニ対策・ライム病について紹介してあるページ数ヶ所

お問い合わせ

日高山脈博物館

〒055-2301
北海道沙流郡日高町本町東1丁目297-12
電話:01457-6-9033
FAX:01457-6-9033