ジェネリック医薬品(後発医薬品)等について
ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。
先発医薬品の特許満了後に、薬の有効成分が同等で効能および効果が同じ医薬品として新たに申請され、国の審査を受けて承認された他会社が同じ成分で開発した安価な医薬品です。
様々な病気・症状に対応
高血圧や糖尿病のほか、さまざまな病気や症状に対するお薬が揃い、カプセル、錠剤、点眼剤なども形態も多様。新しい技術で、味や飲みやすさ、使用感が改良されたものもあります。
ジェネリック医薬品で個人負担を軽くする
ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使用し、開発費用が抑えられるので低価格です。医療の質を落とさずに個人の負担を軽くでき、家計をサポートします。複数のお薬の服用や長期服用が必要な場合などは効果的です。ぜひ、ご利用ください。
ジェネリック医薬品を希望するには
薬を処方するのは医師や歯科医師です。ジェネリック医薬品を希望される場合は、まず医師、歯科医師にご相談ください。
また、薬局などで自由にジェネリック医薬品に変更することもできますので、この場合は薬剤師にご相談ください。
なお、薬によってはジェネリック医薬品がないものもありますので、ご承知おきください。
リフィル処方箋について
リフィル処方箋とは
「リフィル処方箋」とは、長期にわたって処方内容に変更がなく、症状が安定していると医師が判断した患者を対象に、最大3回医療機関にかからずに薬局で処方箋を受け取ることができる制度です。
患者にとっては、医療機関を受診する回数が少なくなり、通院にかかる負担を軽減できるなどのメリットがあります。
リフィル処方箋に関する注意事項
- 長期にわたって処方内容に変更がなく、症状が安定していると医師が判断した場合が対象です。
- 投薬量に限度が定められている医薬品および湿布薬は、リフィル処方箋の対象外です。
- 1回あたりの投薬期間、総投薬期間は、患者の症状などを踏まえ、医師が個別に医学的に適切と判断した期間となります。
- 反復使用できる回数は、医師の判断によります。
リフィル処方箋を希望する場合は、かかりつけの医師にご相談ください。
バイオ後続品(バイオシミラー)について
バイオ後続品(バイオシミラー)とは
バイオ後続品またはバイオシミラーとは、先行バイオ医薬品の特許が切れたあとに他の製薬会社から発売される薬で、先行バイオ医薬品と同等、同質の品質、安全性、有効性を有する医薬品です。
一般的に、先行バイオ医薬品よりも研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先行バイオ医薬品に比べて薬価が安くなっています。
バイオ医薬品とは
バイオ医薬品は、細胞や微生物などの生物の力を利用してつくられる、タンパク質を有効成分(治療効果がある成分)とする新しい薬です。
タンパク質は複雑な構造をしているため、薬品を化学反応させてつくることは困難です。そこで、生物がもつタンパク質をつくる力を利用して、病気の治療に効果的なタンパク質をつくり、薬としたものがバイオ医薬品です。
バイオシミラーの値段は?
バイオシミラーは原則として、特許が切れたバイオ医薬品の70パーセントの値段になります。そのため、患者や家族の経済的な負担の軽減につながることが期待されています。
ジェネリック医薬品との違い
特許が切れた後に発売される薬として、ジェネリック医薬品が知られています。バイオシミラーも同様の位置づけの薬ですが、ジェネリック医薬品とは区別して扱われています。
ジェネリック医薬品は、薬品を化学反応させてつくる薬で、特許が切れた薬と同じ有効成分を同じ量含んでいます。
一方、バイオシミラーは、複雑なタンパク質を有効成分とするため、特許が切れた薬と全く同じものをつくることが困難です。そこでバイオシミラーは、構造にわずかな違いがあっても、有効性や安全性は同等であることを確かめるようにしています。そのためには、非常に多くの試験をおこなう必要があることから、このような違いをふまえた制度で取り扱われています。
問い合わせ先
- 本庁 住民生活課
- 電話:01456-2-6182
- 日高総合支所 地域住民課
- 電話:01457-6-3137
- お問い合わせ
-
住民生活課/保険医療グループ
〒059-2192
北海道沙流郡日高町門別本町210番地の1
電話:01456-2-6182
FAX:01456-2-6620