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2015年12月25日更新

7月29日(晴れのち曇り)ネギを倒したのは誰?

この晴天の直後から雨が・・・
この晴天の直後から雨が・・・
倒れたネギ
倒れたネギ

 今日は最高気温27.8度。
 天気もよく晴れていたのですが夕方突然の雨。
 最近雨がなかったのでちょうどいい雨になりました。
 農園では、ネギが一部倒れる事件が発生。
 うちのネギが倒れていると連絡を受け、管理人が現場を確認。確かにたくさんのネギが倒れています。
 
 原因を探してみると、「ネギの根元に食痕」。
 ネギの根元を掘ってみると土の中から芋虫が・・・
 こいつは「カブラヤガ」という通称「ネキリムシ」といわれる害虫です。
 このネキリムシはネギの根元を食べて倒してしまいます。
 
 防除方法はオルトラン等の薬品か、今回の場合は、被害が局所的なのでネギの根元を調べて一匹づつ捕殺していくのがよいと思われます。
(管理人が調査したところ他の人の畑は大丈夫でした。)

カブラヤガ
カブラヤガ  

7月25日(曇りのち雨)涼しい一日

久しぶりに涼しい一日
久しぶりに涼しい一日
かぼちゃ
かぼちゃ
落花生
落花生

 日高町は久しぶりに夏日に達しない涼しい一日でした。
 最近は昆虫の話が続いたので、今日は農園の野菜の話にもどります。
 農園では、ここ最近の暖かさで色々な野菜たちが育っています。
 現在、収穫時期まっさかりの「きゅうり」や「サンチュ」、「ナス」などのほかにもかぼちゃも大きくなり、落花生や大豆も花を咲かせています。
 今日は、ちょっと珍しい花の写真がとれました。
 下の写真ですが、これは「にんじん」の花です。
 通常は、花が咲く前に収穫してしまうのですが、利用者さんが昨年秋に収穫を忘れていたものが花を咲かせています。
 
人参の花
人参の花

7月22日(晴れ)日高のホタル

暗闇の中、草むらのあちこちで光っています
暗闇の中、草むらのあちこちで光っています。
ヘイケボタル
ヘイケボタル

 今日も、日高町は朝から晴天。
 9時の気温が昨日と同じくらいで同じような天候なので今日も暑くなると予想されます。
 今日は、農園ではないのですが、日高町の市街地にいるホタルを紹介します。
 当町のホタルは町の中心部の『道の駅』から数百メートル離れたところでみることができます。
 ホタルは道路から1mも離れていない
クルマからやサンダル履きでの鑑賞もできる位置にたくさんいます。( 写真を撮ったときは多少風があったので飛んでいるホタルはいませんでした・・・)
 種類は、『ヘイケボタル』で、一般的に有名なホタルのイメージである「ゲンジボタル」より小さいため光り方は弱いです。(北海道のホタルはほぼヘイケボタルです)
 ヘイケボタルは止水域でも生活できることから多少水質が悪化しても大丈夫と言われていますが、ゲンジボタルに比べて丈夫というだけで、ヘイケボタルもきれいな水がなければ生きていけません。
 ホタルを鑑賞してみたい方は連絡ください。詳細な場所を教えます。(8月上旬まで見れると思います。)  

7月19日(晴れ)セミの羽化

どんどん大きくなっていきます
どんどん大きくなっていきます
羽化するまで
羽化するまで
コエゾゼミ?
コエゾゼミ?

今日は、朝から晴天ですが、気温は昨日24度、今日も26℃ありますが天候から受けるイメージよりは涼しくなっています。
 農園は、夏に入りあちこちでセミの鳴き声が聞こえています。
 セミはクワガタ虫などと同じく、一般的な昆虫採集の対象として有名です。
 セミは、昔は、『地中に数年、地上に出てから1週間』と言われていましたが、飼育下では長生きするのが難しいため1週間といわれていただけで、『最近は1ヶ月ほど生きる』と言われています。
 今日は、農園にセミの幼虫がいたので幼虫から成虫へと羽化する様子を撮影してみました。

撮影方法

 夕方から夜に木に登っている幼虫を捕まえ、明るい家の中に持ち込めば1時間程度で羽化が始まります。
 羽化は1時間程度で終わり、羽化直後のセミは緑色のきれいな状態です。
(この状態のセミは「から揚げ」で食べれるそうです。濃い色がついてしまうと苦いそうです)
 セミは見たことがあっても羽化はなかなか見れないので掲載してみました。

お知らせ

 明日、20日土曜日は「ひだか樹魂まつり」が開催されます。
 みなさん是非お越しください。
 詳しくはこちら [PDFファイル/253KB]

ソラマメが収穫時期になりました
ソラマメが収穫時期になりました

7月16日(晴れ)日高の落花生

どんどん大きくなっていきます
どんどん大きくなっていきます
定植中
定植中  

 今日の夕方から気象庁の温度計が復帰。
 最高気温はわかりませんが、少し涼しい一日でした。
 今年は、5月は寒く、6月は暑く、最近は寒い日と暑い日がはっきりしているような天候です。
 作物にとってどのような影響があるのかな?といったところです。
 今日は、試験圃場にて落花生の定植を行いました。
 今年は、5月中の寒さにより、発芽率も悪く、生育も遅れたため、かなり遅くなっての定植となりました。
 収穫できれば、一部は利用者のみなさんへ試食として配布予定です。

定植後の落花生
定植後の落花生

7月12日(曇り)三日会わざれば刮目して見よ

雑草も伸びました
雑草も伸びました
かぼちゃ
かぼちゃ

 今日も気象庁の温度計は故障中。
 役場の温度計では25℃を超えています。(気象庁の温度計から20mくらいの距離にあります)
 今週は火曜日から雨が降ったり、晴れ間が出たり、日中暑かったりと植物にはとてもいい気候でした。
 なので、農園の作物は『男子三日会わざれば刮目して見よ』といったことわざではありませんが、「先週末からこんなに伸びたの?」というくらい成長しています。 
 
 このまま一気に成長してほしいものです。

とうきびも穂が出そう
とうきびも穂が出そう

7月8日(晴れ)ジャガイモは『イモ』じゃない?

久しぶりの真夏日?
久しぶりの真夏日?
ジャガイモの花
ジャガイモの花
ジャガイモはナス科の作物です。
ジャガイモはナス科の作物です。

 今日は気象庁の温度計が故障のため正確な気温はわかりませんが、自動車で15分程度の占冠村で最高気温31.9度、日高町も同じくらいあったと思います。(体感的にはそれ以上でした。)
 
 農園ではジャガイモも順調に育っています。
 ジャガイモは5月の低温で出芽が遅れましたが、最近の暖かさで遅れを取り戻しつつあります。
 今日は、ジャガイモについて説明します。
 まず、ジャガイモですが、実はイモではありません。
 イモはサツマイモのように根がふくらみイモになるものをいいますが、
 ジャガイモは『地下茎』とよばれる『茎』です。
 その証拠に『茎』なので日が当たるとイモが緑色になってしまいます。
 ジャガイモは茎や芽の部分には『ソラニン』という毒素を持っているのですが、じゃがいもも『イモが緑色になる』とその部分にもソラニンを作り出してしまいます。
 ジャガイモを栽培される際には頻繁に土かけをおこない、イモが地面から出てこないようにしましょう。
 また、緑になってしまったときは緑色の部分は取り除いてから食べましょう。

7月5日(曇り)ハスカップとソラマメのお話

ハスカップ
ハスカップ
ソラマメ

 ソラマメもどんどん大きくなっていきます。
 ソラマメの語源は『空を向いてなる』ところからきています。
 ソラマメは始め空を向き、豆が大きくなるとだんだんと重みで下を向いてきます。
 水平よりも下を向き、さやの真ん中のラインが黒っぽくなったら収穫します。
収穫してすぐのものを炭火で焼くととても美味しいです。
 今日は最高気温24.9度。
 夏日まであと一歩といった気温ですが、雨が降りそうなとても湿った状態なので気温以上に暑く感じます。
 農園では、ハスカップが順調に実をつけていっています。
 ハスカップは昔は『不老長寿の実』とも言われたこともあるとても健康によい効果が期待できる実です。
 目に効くといえばブルーベリーが有名ですが、目によいされる成分のアントシアニンはブルーベリーの10倍近くも含んでいます。
 更に、他の果物と比べ、カルシウム、鉄などのミネラル類や、ビタミンC、E、カロチンなど、ビタミン類も豊富に含んでいます。
 ハスカップは苫小牧市の勇払原野に自生していた果樹ですが、酸味が強くつぶれやすく生での輸送に適さないため、
主に加工されたものが流通しています。
 食べ方は、ジャムにしたり、ヨーグルトに混ぜる、バニラアイスに乗せるといった食べ方が一般的です。紅茶に入れるととてもよい香りが、焼酎に入れるととても綺麗な色が出ます。

ザビー、多少スマートになりました
ザビー、多少スマートになりました

7月2日(晴れ)蝶と蛾ってどう違うの?

今日も晴天
今日も晴天
キアゲハ(蝶)
キアゲハ(蝶)
オオミズアオ(蛾)
オオミズアオ(蛾)

 今日は最高気温29.4度。
 いよいよ夏といった感じです。
 このペースで暖かい日が続くと作物も一気に成長していきます。
 夏になり、農園では色々な虫が発生してきました。
 今日は、蝶(ちょう)と蛾(が)の違いについて聞かれたのでちょっと説明します。

蝶と蛾の違いって?

 蝶と蛾の違いですが、一言で言えば完全な区別は不可能です。
 そもそもフランスなどでは蝶と蛾を区別していません。
 といってしまえば元も子もないのでとりあえず例外ありますが、大まかな見分け方を説明します。

一般的に言われる蝶と蛾の分類

  • 蝶は美しいが、蛾は汚い
    ※地味な蝶、きれいな蛾もいます
    「ツバメガ」などきれいな蛾もいます
    (昼間活動するものは派手な模様のものが多いです。)
  • 蝶は昼間、蛾は夜に活動する
    ※蝶は昼間活動するものが多いですが、昼間活動する蛾もいます。
  • 蝶は羽を立て、蛾は広げて止まる
    ※蝶も体温を上げるために羽を広げてとまることもあります。
  • ×蝶の幼虫はアオムシで、蛾の幼虫は毛虫 ※これは、間違い
    ※(「蚕」や「ヨトウガ」などは毛がないです
  • その他
    蛾は、夜に活動するものが多く体温の低下を防ぐためにたくさんの「燐粉」をまとい、胴が太いものが多いです。
    蝶は昼間に飛ぶ蛾の一種で、日本では美しいものが「蝶」と呼ばれていたため美しいものが多いです。
    蛾と蝶は同じ仲間で全体の9割が蛾、1割が蝶と呼ばれています。
    毒蛾など毒をもつものは蛾の中でも希少です。

一番確実な見分け方

  • 触覚
    こん棒状になっているのが「蝶」
    蛾は「くし状」や「棒状」です。

7月1日(晴れ)植え植えた作物が実を付け始め

農園の画像
キュウリ
キュウリ
 今年の6月は前半暑くて、後半涼しい珍しい年でした。
 雨も少なかったのですが、2日ほど多めに降ったため6月の観測史上10位、しかし、月の平均気温も高く17.2度で4位。
 更に日照時間は晴れが多かったため2位となっていて、『晴れが多く、暖かく非常に雨が少なく感じる』一ヶ月でした。
 これからの長期予報では今後も暖かくなるそうです。(今日は27度)
 作物の収穫に適した気候になればいいですね。
 農園では色々な作物が実を付けてきています。
 利用者さんの植えているキュウリも収穫時期をむかえています。
 キュウリは実がつくと数日であっというまに大きくなってしまいます。
 (完熟させると黄色くなるのですが、苦味が出てくるので緑色の未熟果を収穫します。)
(昔は熟したものを食べていたらしく『黄瓜』と呼ばれていました。)
 実がつき始めたら日々確認してみましょう。    

農業体験 日高こもれび農園

 information

日高こもれび農園

〒055-2315
北海道沙流郡日高町字富岡382番地3
Tel:01457-6-2024
Fax:01457-6-3981

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