(役所への行き方)
〒059-2192 北海道沙流郡日高町門別本町210番地の1
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【窓口受付時間】午前8時30分から午後5時15分(ただし、土日、国民の祝日、年末年始12月31日から1月5日を除く)
2000年8月26日(土曜日) 日高町民センター
主催: 北海道 日高町 北海道新聞社
後援: NHK室蘭放送局 NHK帯広放送局 日高町村会 十勝町村会 十勝圏複合事務組合 日高の森と海を語る会 日高山脈ファンクラブ アポイ岳ファンクラブ
日高町にて、北海道遺産の地域フォーラムが開催されました。山脈館の事業ではないのですが、ご紹介を。
北海道遺産=
『次の世代に受け継いでいきたい北海道ならではの宝物』。
自然・歴史・文化・産業・生活何でもござれです。昨年度第一次募集が行われ、日高山脈は自然分野でたしか3番目か4番目・・・でした。
12時30分 主催者挨拶
北海道知事 堀達也
日高町長 笹野修一
12時40分 基調講演
演題 「自然との出会い」
~北極点到達をとおして~
講師 和泉雅子 氏 (女優) 『すばらしい自然・人とのかかわりなどお金で買えない貴重なものがたくさんあった。ここの空気、水をはじめとして、日高山脈にもお金で買えない貴重なものがたくさんあると思う。大事にしてください』というようなお話。独特の「~ですの」しゃべりとハイテンションではじめは独走気味でしたが、さすが女優さん、だんだんと会場を乗せていきました。
14時00分 パネルディスカッション
はじめに各パネリストから日高山脈の魅力について紹介。
<宮下さん>海の地殻と陸の地殻がぶつかって地下の最深部からめくれあがっている、世界的にもまれな構造。
<高橋さん>特有の高山植物が多い。
<内田さん>アイヌ民族の伝説=「山の奥に湖があって、海草や海獣が住んでいる」が山脈の両側で伝わっていることをはじめ、アイヌの人たちと日高との付き合い方についての紹介。
<横須賀さん>日高の原始性が魅力であること。山岳ガイドの経験に基づき、登山者のゴミやトイレ問題などについての注意喚起も。
こういった話題を中心にして話が進み、日高山脈の魅力がどんなところなのか、保全のためにできること:個人への注意喚起とともに、入り口にトイレ設置など行政側の対応もかかせないこと、などが話し合われました。
15時15分 質疑応答
15時30分 閉会
参加者:300名ほど、町民センターはほぼ満員でした。