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掲載日
2016年2月2日更新

2002年12月8日(日曜日)
講師:有澤浩さん(森林生物研究所)、
村井雅之さん(ゆうふつ原野自然情報センター)

poster

shioriちょうど1年前、参加者の皆さんと巣箱を6つ作ってかけました。鳥さんたちは使ってくれたでしょうか?さあ、お楽しみのはじまりです!
 


1_open開始時。午前中はスライドを見ながら、有澤さんかこの辺にくる(いる)鳥についてご紹介。素敵な写真でした。クマゲラの巣の中の様子ものぞいてびっくり。最後にお話くださった「シマフクロウ観察時に起こった鹿とクマと有澤さんの話」はたいへんにインパクトがありました。

2_tree午後から玄関前と中庭に出て、去年かけた巣箱を点検します。

3_nozokikomiみんなで覗き込みます。結果はのちほど。

4_kansatsu二つの巣箱を部屋に持ち込んで見てみましょう。

5_torinosuその1。下の緑色のコケはシジュウカラが集めて巣を作りました。子育てが終わって出て行った後、何者かがその上に巣を作って暮らしたようです。巣の中に茶色いタイ米のような形をしたフンが落ちていましたので、おそらくモモンガでしょう。モモちゃんは今でもこの巣を使っているはずです。同じようにして使われた巣箱が二つありましたので、一つはそのまま木にかけ直し、こちらの一つだけ館の展示用にいただきました。

6_hachinosuこちらはスズメバチの巣。巣箱に出入りする入り口は上のほうにつけましたが、蜂の巣そのものの出入り口は下部についています。これも展示用にいただきました。

7_hachinosu2スズメバチの巣の一部だけ切ってみます。輪っか状の蜂の巣構造(というのでしょうか?)が並んでいて二度びっくり。


6個のうち、鳥さんが使ってくれたのが3個、蜂さんが使ったのが1個、空だったのが2個です。
鳥さんが使った3つは、その後も別の動物が利用中。二つはモモンガ、もう一つは野ネズミです。実は準備のときに、スタッフの一人がこのネズミ君と目を合わせてしまったんですねえ。たびたび覗いてごめんなさいね。
使用率50%というのは優秀だ、とのお言葉を先生お二人ともからいただきました(^^)

講師=2名、スタッフ=3名、
参加者=15名(大人7名、子供8名)でした。

主催=日高山脈館、国立日高少年自然の家
共催=沙流川水辺の楽校協議会
後援=平取町・門別町・穂別町・占冠村各教育委員会