(役所への行き方)
〒059-2192 北海道沙流郡日高町門別本町210番地の1
Tel:01456-2-5131(代表) メールでのお問い合わせはこちら
【窓口受付時間】午前8時30分から午後5時15分(ただし、土日、国民の祝日、年末年始12月31日から1月5日を除く)
2002年8月7日(水曜日)
講師:日高北部森林管理署のみなさん、
馬上(もうえ)千恵さん(日高町役場)、
小野昌子(日高山脈館学芸員)
夏休みの一日を森で楽しく過ごそう、林業でどんなことをするのか体験してみようとの目的で企画しました今回のセミナー。初の平日開催でちょっと心配しましたが、夏休み中の子供たちを中心にたくさん参加してくださいました。
サンゴの沢筋を、植物の観察をしながら歩きます。実際は目的地の山小屋が遠くてゆっくり観察はできませんでした、ごめんなさい。
さて、目的地につきました。林業体験で下草(ササ)刈りをします。でっかいカマで刈り払うのです。教えてもらって、ほら!
大人だって負けちゃいません。今回はそれほど広い範囲ではありませんでしたが、すごい勢いでざくざく刈っていただきました。
笹刈り作業の途中で雨が降ってきましたが、大きなフキが生えているのでころぼっくるのように雨宿りです。
山小屋でお昼ご飯。1枚ずつササをつんで、ササ茶を作りました。よく炒ると香ばしくておいしいよ!
午後は山小屋の中でアフリカの楽器カリンバを作ります。みなさんかなり一所懸命。早くできてたのに遊んでいるうちに音が悪くなってしまった子もいました・・・後で調整してね。
出来上がったカリンバを手に記念撮影。
木の板 | 1枚 | かまぼこ板など何でも可。今回はエンジュの切り株などを使いました。 |
---|---|---|
ヘアピン | 3~7本程度 | 木の大きさ、鳴らしたい音の数によります。 |
五寸釘 | 1本 | |
わりばし | 1本 | ねじくぎで固定する場合は、わりばしでなくもっと強い木を用意します(つくりかた参照)。 |
竹串 | 1本 | |
針金 | 適当 | わりばし固定のため。ねじくぎで固定する場合はねじくぎに変更(つくりかた参照)。 |
ドリル、キリなど | 針金がとおる穴をあける。 | |
ラジオペンチ | ヘアピンを伸ばすのと、針金で固定するときに使う。針金固定の時には普通のペンチがほしいときもあるかも。 | |
両面テープ | 適当 | 釘と竹串を仮止めするため。 |
これはインターネットで探したいくつかの作り方を参考にしました。
釘を使って木を固定するやり方が多かったですが、わりばしだと割れてしまうので穴あけ式針金固定を採用しました。
針金固定の欠点は、裏に針金のねじねじが見えたままになってしまうことです。裏側に箱状の覆いをつけると、共鳴効果も伴って一石二鳥かもしれません。
ササの葉、はさみ、フライパン、ガーゼの袋、やかん
ササの葉には、葉緑素、ビタミンC、K、B1、B2、カルシウムが多く含まれており、血液の浄化作用や弱アルカリ性化、胃炎に効果があるといわれています。
その他、ササの葉には抗菌、防腐作用があるため、チマキや押し寿司などを包んで昔から利用されていました。
最初の散策&植物観察は時間が足りなくてごめんなさい。
雨っぽい天気になりましたが、そのせいか虫やハチがほとんどいなかったのがなによりでした。
今回のセミナー参加者=24名(日高町内から大人4名、子供3名、町外から大人5名、子供11名)、
講師=5名、スタッフ=2名(1名は講師を兼ねる)。
主催=日高山脈館、国立日高少年自然の家
後援=平取町・門別町・穂別町・占冠村各教育委員会
協力=日高北部森林管理署