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2002年1月27日(日曜日)
講師:高橋誼さん(日高の森と海を語る会)
天気もまずまずのこの日、雪の上での植樹体験を敢行しました。カミネッコンという、ダンボールで開発されたすぐれものの苗用ポットがあるのです(^^)。カミネッコンを開発・製作し普及しているNPO法人水環境北海道から、五十嵐さんが参加くださいました。まことにありがとうございました。
まず枝を集めます。今回は柳の枝を使いました。直径1~2cmくらいの木の枝を、長さ20cm程度に切ります(注;たしかこのくらいだったと思います・・・時間が経ってからアップするとまずいですね)。上下がわかるように、枝の先にはスプレーで色をつけておきます。
屋内に戻り、ポットを組み立てます。手前でポットをかざして説明しているのが五十嵐さんです。
こちらが講師の高橋誼さん。
形を作ったら、周りのすき間に一日ぬらした新聞紙を詰めていきます。一つのポットに新聞3日分必要です。それとぎゅうぎゅう押し込める力とぼっこ(棒)も必要。詰めおわったら底部分のダンボールをガムテープで貼り、土を入れて枝を指して、表面にもダンボールのカバーをつけます。
完成したポットを持って。合計で70個ほど作りました。
ポットを持って沙流川キャンプ場の奥まで移動。雪かきをして地面を出し、できれば下草(の残骸)もはがします。その上にポットを並べ、周りに新聞紙を敷き詰めます。まずポットを置くときは、掘って埋める必要はありません。置くだけでOkです(けっこう重さあります)。それから新聞紙は、周りに下草がぼうぼう生えて柳の邪魔をするのを防ぐためです。
*後日談:この下草はかなりの勢いで、新聞紙のすき間から一部伸びましたが、下草防止の効果はかなりあります。ただ新聞紙が汚らしいという意見もありました。
並べ終わってみんなでハイ。
ほぼ5ヵ月後の現地。草ぼうぼうでどこにあるかよくわかりません・・・
近づいてみます。かなり育っています。中には芽を出していなかったり、春先は芽を出していたのに枯れてしまった?ものもありました。枯れたのは枝が傾いていたりして、動物のいたずら?かもしれません。
今回はマスコミの方も複数取材に来られました。
大幅に時間オーバーしてしまってごめんなさい。
今回のセミナー参加者=25名(大人19名、子ども6名)、
講師=1名、スタッフ=4名。