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2000年10月21日(土曜日)
講師:小島望さん(ナキウサギ研究)
お話中の小島さん。心霊写真みたいでごめんなさい。
岩手大学大学院(ふだんいるのは帯広畜産大学)に所属し、ナキウサギの研究をされている小島さんをお呼びしてお話していただきました。ナキウサギを専門にしている研究者は日本全国でも3名のみ。こちらも貴重な存在です。
「世界で一番高いところに住んでいる動物」=ヒマラヤの頂上付近に住む仲間もいる、
「生きた化石」「氷河期の生き残り」=1~7年前の氷期に渡って来てその後海に阻まれて帰れなくなった、
といろいろな呼ばれ方をするナキウサギ。
高いところに住んでいるために今まであまり人の影響を受けてこなかったものが、
などの特性を持つために生存が危うくなってきています。
というようなお話や、ナキウサギの体の特徴、然別湖や夕張岳周辺での調査の結果、その他もろもろ。かわいらしいスライドを交えながらの講演でした。
日高山脈でも調査を始められています。来年は本格的に入られるのかな?ということで、これからの調査も楽しみなところです。
さすがにナキウサギは人気が高い!申込の勢いが違いました。
今回のセミナー参加者=14名、
講師=1名、スタッフ=2名。