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掲載日
2017年4月3日更新

町長写真 

平成29年日高町議会3月会議の開会にあたり、私の所信を申し述べさせていただき、町民の皆様をはじめ議員各位の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

国は、平成29年度の地方財政対策として、通常収支分において、一億総活躍社会の実現や地方創生の推進、防災・減災対策等に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう財政措置をとったとしています。
我が町におきましても、重点課題であります、子育て支援、診療所改築、防災事業、産業振興、地方創生戦略等、厳しい財政状況ではありますが、積極的に取り組んでまいります。

平成29年度の日高町一般会計予算につきましては、門別わかば保育所・児童館の整備事業、日高診療所の改築事業、 防災行政無線デジタル化事業などの重点課題のほか、災害復旧事業に配分した結果、一般会計予算規模は、114億3,800万円となり、前年度当初予算に対しまして、16億5,800万円、17.0%の増となったところであります。

 

 

地域産業の振興

 稲作につきましては、引き続き安全で食味のよい地域ブランド米を確立してまいります。また、水稲に代わる振興作物の定着も図ってまいります。

 施設野菜につきましては、安定的な生産のため施設の整備推進とともに、効率的な作業体系の確立を目指してまいります。
 また、薬用作物等新たな作物について調査・研究を進めてまいります。

 酪農につきましては、安定的な生産量の確保を図るとともに、飼料生産の協業化等を進めるなど、経営基盤の強化に努めます。

 肉用牛につきましては、優良肉用牛繁殖素牛導入事業及び優良繁殖雌牛定着化事業を継続し、質の高い肉用牛の生産を目指します。

 農業者の高齢化、後継者対策につきましては、引き続き新規就農希望者の受入れに積極的に取り組むほか、農業後継者の花嫁・花婿対策を実施していきます。

 軽種馬につきましては、競走馬生産振興事業及び軽種馬生産育成総合対策事業等を活用し、市場売却率の向上を図ります。

 ホッカイドウ競馬につきましては、発売額が計画比及び前年比で前年を大きく上回る結果となり、4年連続の黒字決算の見込みとなりました。
 昨年は、こうしたことを背景に、門別競馬場での高画質な映像の提供、照明のLED化及び輸送費助成などが実現しました。今後は老朽化した施設・設備の計画的な整備や、更なる売上拡大への取組などにより、ホッカイドウ競馬が持続的に発展することを期待しています。

 有害鳥獣対策につきましては、日高管内統一の取組みであるエゾシカの一斉駆除及び駆除の通年実施のほか、日高地区エゾシカ冷凍保管庫設置を計画しており、農林業被害の減少に努めてまいります。

 水産業につきましては、シシャモふ化放流、マツカワ稚魚放流事業等への支援を継続するとともに、漁業者の負担軽減及び後継者対策の一環として「漁業者漁具整備補助事業」を実施してまいります。

 林業につきましては、収穫時期を迎えた人工林の伐採や再造林を進めるために必要な林業専用道を新設し、災害に強い森林づくりとともに自然環境を大切に育てる林業を目指してまいります。

 商工業につきましては、日高カード会事業への支援を通じて町内での消費拡大を図ってまいります。

 観光につきましては、門別地区では、門別競馬場を活用した観光対策を積極的に推進するとともに、第47回「門別ししゃも祭り」の開催など、魅力のある観光を推進してまいります。
 また、引き続き台湾やタイなど、東アジア圏からの観光客の招致に取り組んでまいります。
 日高地区におきましては、「道の駅」を拠点として、観光情報を発信して参ります。

 

快適なまちづくりを目指した生活環境の整備

 はじめに、昨年発生した台風災害による道路・河川の被災箇所につきましては、最重点事業として引き続き早期復旧を図ってまいります。

 次に道路整備でありますが、幹線道路網の整備促進を図るとともに、劣化・損傷した路面の補修や道路排水整備を進めてまいります。
 高規格幹線道路の整備につきましては、平成29年度末に仮称厚賀インターチェンジの開通が予定されております。開通により交通量の増加が予想される道道比宇厚賀停車場線及び国道235号線との交差点改良を引き続き要望してまいります。

 橋梁補修・点検につきましては、長寿命化修繕計画に基づき引き続き補修工事を実施するとともに、国が定めた5年に一度の法定点検を行ってまいります。
 
 河川整備につきましては、護岸損傷、河床洗堀などの被災箇所の復旧を迅速に行うとともに、災害防止のため河道内の埋塞土除去を進めてまいります。

 町営住宅につきましては、北通団地、表町団地、厚賀団地の設計を進めてまいります。

 下水道事業につきましては、長寿命化対策を推進し、下水道汚水処理施設及び管路施設等の計画的な更新と水洗化の促進を図ってまいります。

 上水道事業につきましては、厚賀地区の老朽化した石綿セメント管の更新事業、門別・厚賀地区の重要給水施設配水管整備事業、富川・豊郷地区の配水能力補完施設整備事業などを進めてまいります。
 また、日高地区の簡易水道事業については、第2取水口改修整備など適正な維持管理を行ってまいります。
 また、昨年の台風の被災を受けた千栄簡易水道施設については、早期復旧に向けて取り組んでまいります。

 

健やかで、安心して暮らせる町づくり

 乳幼児から高齢者まで、きめ細やかな健康づくりを推進するため、平成30年度から34年度までを計画期間とする「日高町第3次保健計画」を策定いたします。

 母子保健対策につきましては、妊婦の一般健康診査の無料受診券交付、妊産婦安心出産支援事業、母親・両親教室の開催のほか、特定不妊治療費の助成事業を継続していきます。

 成人保健対策といたしましては、ノルディックウォーキングの推進のほか、とねっこ館の運動プログラムの充実を進めながら、健康増進対策を推進してまいります。
 
 がん検診等各種検診の受診率向上対策については、受診者への日高カードポイント付与を継続するほか、保健師による事後支援も充実させてまいります。
 また、胃がん対策として、新たに中学生へのピロリ菌検査・除菌支援事業並びに成人へピロリ菌検査事業を行ってまいります。

 感染症予防対策としては、新たに定期予防接種となりました乳児B型肝炎ワクチン接種のほか、各種ワクチンの接種費用の助成を継続します。
 
 歯科保健対策では、フッ化物洗口事業の推進のほか、成人歯科健診等を継続し、高齢者や中高年世代を対象に、介護予防のための口腔機能向上に取り組んでまいります。

 子育て支援につきましては、「子ども・子育て支援事業計画」を推進し、安心して子育てできる環境づくりに努めます。

 保育所につきましては、適切な事業運営に努めるとともに、施設面においては、門別わかば保育所整備事業及び門別地区児童館整備事業に着手し、平成30年度完成を目指します。
 
 子育て支援センター・児童館運営事業につきましては、事業内容の一層の充実を図ってまいります。
 
 放課後児童健全育成事業につきましても、適切な事業運営に努めてまいります。

 障害者福祉については、障がいのある方が、住み慣れた地域で自立した生活ができるよう自立支援給付事業等を通じて支援してまいります。

 高齢者福祉並びに介護保険制度につきましては、「高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画」を策定し、在宅介護サービスや地域密着型サービスなど、各種介護サービスの適正な提供に努めてまいります。

 介護予防・介護支援につきましては、地域包括支援センターによる総合相談支援や包括的・継続的なケアマネジメント事業のほか、介護予防事業などを通じて、高齢者の方々の暮らしを支援してまいります。
 また、老人ホーム移転後の旧施設につきましては有効活用を検討していきます。

 医療制度につきましては、今後の制度改正に適切に対応し、医療保険制度事業の安定的な運営に努めてまいります。

 臨時福祉給付金につきましては、低所得者や年金受給者等の世帯を対象に、支給を予定しております。

 住民の健康増進と憩いの場でもある門別温泉とねっこの湯は、オープンから18年目を迎え、入場者通算400万人が達成される見込みであります。今後とも長く愛される施設としてサービスの向上に努めてまいります。

 門別国保病院につきましては、新公立病院改革プランに基づき医療提供体制の再構築に取り組むとともに、引き続き医師や看護師等の医療技術者の確保に努め、地域医療の充実を図ってまいります。

 日高国保診療所につきましては、平成29年度内の開設を目指し改築本工事に取り組むとともに、引き続き医療スタッフの確保に努力してまいります。

 富川地区の医療体制につきましては、長年、地域医療を支えていただいた鎌田医院の医師の高齢化、沙流都外来の閉鎖など、医療体制の確保に懸念が生じています。
 今後、町立診療機関への移行等、早急に対策を検討してまいります。

 防災につきましては、防災行政無線デジタル化のために設備の全面的な更新を行い、機能の一層の充実を図ってまいります。

 

 以上、平成29年度の町政執行に臨む、私の所信を申し上げました。
 町民の皆様並びに町議会議員の皆様の一層の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。

 

平成29年3月
日高町長 三 輪  茂

 

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