○日高町職員人事評価実施規程
平成28年3月31日
訓令第7号
(趣旨)
第1条 この訓令は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第23条の2の規定に基づき、職員の人事評価に関し必要な事項を定めるものとする。
(1) 人事評価 能力評価及び業績評価を、人事評価記録書を用いて行うことをいう。
(2) 能力評価 評価項目ごとに定める着眼点に基づき、職務遂行の過程において発揮された職員の能力を客観的に評価することをいう。
(3) 業績評価 職員があらかじめ設定した業務目標の達成度その他設定目標以外の取組により、その業務上の業績を客観的に評価すること。
(4) 人事評価記録書 人事評価の対象となる期間(以下「評価期間」という。)における職員の勤務成績を示すものとして、職位及び職種に応じて別表第1に定める様式をいう。
(被評価者の範囲)
第3条 人事評価の対象となる職員(以下「被評価者」という。)は、一般職の職員とする。ただし、休職、育児休業及び派遣その他の事由により、評価期間の一部において勤務せず、人事評価を行うことが困難であると職員の評価については、町長が別に定める。
(被評価者の責務)
第4条 被評価者の責務は、次のとおりとする。
(1) 人事評価制度の目的及び手続きを理解すること。
(2) 自らの強み弱みを把握し、自己成長するよう努めること。
(3) 自らの職務に係る業務目標を設定し、目標達成のために努めること。
(4) 日高町グループ制の運用に関する規程(平成20年日高町訓令第1号)第5条第2号に定める年間業務管理表(以下「業務管理表」という。)を用いて、自己の業務管理を行うこと。
(評価者)
第5条 人事評価の評価者は、第1次評価者及び第2次評価者とし、その区分は、別表第2に定めるとおりとする。
(評価者の責務)
第6条 評価者は、被評価者の職務遂行を常に観察し、職員の能力を向上させるよう指導し、育成しなければならない。
2 評価者は、被評価者の観察、指導及び育成の状況を職務行動(面談)記録シート(第8号様式)に随時記録し、これに基づいて評価を行わなければならない。
3 評価者は、職場面談を通して被評価者との円滑なコミュニケーションを図るとともに、人事評価結果に応じて職員への指導その他適切な措置を行わなければならない。
4 評価者は、自らの人事評価結果に説明責任を負うとともに、評価者からの苦情の申出に対応しなければならない。
5 評価者は、人事評価研修により適正な評価に努めるとともに、被評価者における評価の信頼性を確保しなければならない。
6 評価者は、業務管理表をもって、被評価者の事務執行状況を常に把握し、適正な業務管理に努めなければならない。
(人事評価の方法)
第7条 人事評価は、被評価者による自己評価及び評価者による1次評価、2次評価をもって行い、次条に規定する人事評価調整委員会がその評価を確認し、決定するものとする。
(人事評価調整委員会)
第8条 評価結果の決定及び処遇枠の調整を行うため、人事評価調整委員会(以下「調整委員会」という。)を設ける。
2 調整委員会は、町長、副町長、教育長及び総務課長をもって構成する。
(評価期間及び基準日等)
第9条 能力評価の評価期間は、原則として前年の10月1日から当該年の9月30日までとし、評価基準日は10月1日とする。
2 業績評価の評価期間は、4月1日から翌年3月31日までとし、評価基準日は2月1日とする。
3 能力評価及び業績評価に当たっては、点数を付した理由その他参考となるべき事項を記載するものとする。
(業務目標の設定)
第11条 1次評価者は、業績評価の評価期間の開始に際し、被評価者と面談を行い、業務に関する目標を定めることその他の方法により当該被評価者が当該評価期間において果たすべき役割を確定するものとする。
(職員の異動又は兼務への対応)
第12条 人事評価の実施に際し、職員が異動した場合又は職員が兼務の場合については、評価の引継その他適切な措置を講じることにより対応するものとする。
(評価結果の通知)
第13条 人事評価に関する庶務等を行う事務局(以下「人事評価事務局」という。)は、人事評価結果の評語等を別に定める通知書により被評価者全員に通知するものとする。
(評価シート等の開示請求)
第14条 被評価者は、自らの当該年度における人事評価結果を記録した用紙(以下「評価シート」という。)等を人事評価結果の決定後に、人事評価事務局に開示請求をすることができる。
(評価結果の活用)
第15条 人事評価結果は、公務能率の向上及び人材育成を図るとともに、職員の昇給、昇格、昇任、人事異動及び勤勉手当の成績率に反映させるほか、研修等必要な措置を講ずる際の基準として活用するものとする。
(苦情相談の申出等)
第16条 被評価者は、人事評価における手続き及び人事評価結果に関して、人事評価事務局に対し、人事評価苦情相談申出書(第9号様式)により、苦情相談の申出を行うことができる。
2 人事評価事務局は、前項の申出があったときは、被評価者が属する所属長に、その内容に関して事実確認及び評価内容等を調査させ、その結果を踏まえて必要な措置を講ずるよう指示することができる。
3 評価者は、前項の申出があったときから15日以内に臨時面談を行うものとする。
4 町長は、職員が苦情の申出をしたことを理由に、当該職員に対して不利益な取扱いをしてはならない。
5 苦情相談又は苦情処理に関わった職員は、苦情の申出のあった事実及び当該内容その他苦情相談又は苦情処理に関し職務上知ることができた秘密を保持しなければならない。
(人事評価記録書の保管)
第17条 人事評価記録書は、第7条の確認を実施した日の翌日から起算して5年間人事評価事務局が保管する。
2 個人別の評価シートの写しは、1次評価者が保管する。
(委任)
第18条 この訓令に定めるもののほか、人事評価の実施に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附則
この訓令は、平成28年4月1日から施行する。
附則(令和2年9月28日訓令第13号)
この訓令は、令和2年10月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
1 能力評価に用いる様式(能力評価シート)
2 業績評価に用いる様式
(1) 組織目標管理シート(第6号様式)
(2) 個人目標管理シート(第7号様式)
別表第2(第5条関係)
(1) 一般行政職
被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 |
総合支所長 | 副町長 | 町長 |
課長職、参事 | 副町長又は教育長 | |
(総合支所の)課長職、参事 | 総合支所長 | |
(病院又は診療所の)事務長、参事 | 院長又は所長 | |
総括主幹 | 課長職 | 副町長又は教育長 |
(総合支所の)総括主幹 | 課長職 | 総合支所長 |
(病院又は診療所の)総括主幹 | 事務長 | 院長又は所長 |
主幹、主査、一般職 | 総括主幹 | 課長職 |
(2) 医療技術職
被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 |
看護師長、薬局長、診療放射線技師長、臨床工学技士長、理学療法士長、参事、各副師長・局長・士長 | 院長又は所長 | 町長 |
総括主任看護師、主任看護師、副主任看護師、看護師、上席准看護師、准看護師、看護助手 | 副看護師長 | 看護師長 |
主任薬剤師、薬剤師 | 副薬局長 | 薬局長 |
主任診療放射線技師、診療放射線技師 | 副診療放射線技師長 | 診療放射線技師長 |
主任臨床工学技士、臨床工学技士 | 副臨床工学技士長 | 臨床工学技士長 |
主任理学療法士、理学療法士 | 副理学療法士長 | 理学療法士長 |
主任臨床検査技師、臨床検査技師 | 副臨床検査技師長 | 臨床検査技師長 |
※ 1次評価者及び2次評価者のいずれも不在の場合は、事務長が評価者となる。
(3) 保育職
被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 |
下記以外の者 | 管理者 | 副町長 |
保育所長(給料表4級以下の者に限る。)、主幹、主査、上席保育士、保育士 | 総括主幹相当職 | 管理者 |
(4) 介護職
被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 |
下記以外の者 | 施設長(病院の場合にあっては事務長) | 副町長 |
介護長、副介護長、主幹、主査、上席介護福祉士、上席介護員、介護福祉士、介護員 | 総括主幹相当職 | 施設長(病院の場合にあっては事務長) |
(5) 医師職
被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 |
院長、所長、副院長、医長、医師 | 町長 |
別表第3(第10条関係)
能力評価着眼点基準表
1 一般行政職
(1) 一般(1級・2級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 職務の遂行に必要な知識、技術、技能を有し、担当職務の内容を理解している。 職務に必要な情報の収集、活用に努めている。 | ① 担当職務の理解 | 目的、内容、処理の手順や上司の指示を明確に理解している。 |
② 情報収集、知識、技術等の修得及び活用 | 必要な知識、技術、技能を有している。 必要とされる情報を的確に収集し、活用している。 | |||
2 企画力 | 仕事を円滑に進めるための準備を適切に整えることができる。 必要な職務の改善を行っている。 | ③ 仕事の準備 | 必要な手続き、道具、資料等を事前に準備している。 | |
④ 仕事の改善 | 従来の仕事の進め方や手順について、効率的に行えるように改善や工夫を加えている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 職務を迅速、効率的かつ適正に処理をしている。 | ⑤ 迅速な職務の遂行 | 迅速性のある処理をしている。 |
⑥ 効率的な職務の遂行 | 時間の節約や経費節減等の効率性を重視して処理している。 | |||
⑦ 適正な処理 | 所定の手続き、方法に沿って処理をしている。 | |||
4 コミュニケーション力 | 丁寧な応対をして相手に説明している。 必要な「報告、連絡、相談」を行っている。 | ⑧ 応対、説明 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 相手に応じて分かりやすく説明している。 | |
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚に対して、時機を逸することなく必要な報告、連絡、相談を行っている。 | |||
情意力群 | 5 姿勢態度 | 日高町職員として職務逐行上に見られる規律性や責任感ある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑩ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑪ 責任感、町民の視点 | 公正、公平の観点により、担当職務や役割について、責任感をもって最後まで遂行している。 | |||
⑫ 向上心 | 職務のレベル向上を目指し、自己能力のレベルアップに向けて仕事の処理をしている。 | |||
6 チームワーク | 所属(課、グループ)の業務処理促進に対し、その一員として協力していこうとする行動をとっている。 | ⑬ 課、グループ内の協力、業務全体性の優先 | 課・グループ全体の優先課題や業務に、自己の職務、職責を果たしつつ、調整しながら協力している。 | |
⑭ 情報の共有化 | グループの業務に関わる情報は、全体の業務促進に向け共有化している。 |
(2) 主査(3級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 担当職務を理解し、組織内の目標達成に必要な知識、技術、技能を有するとともに、複数の課題や問題点を的確に把握している。 | ① 担当職務の理解 | 処理上の要点を明確に理解している。 |
② 知識、技術等の修得、活用 | 組織内の目標達成に必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 | |||
③ 課題の分析 | 課題や現状の問題点を的確に把握し、整理している。 | |||
2 企画力 | 課題等解決のための方策を立案するとともに、仕事を円滑に進めるため、展開すべき仕事の内容を明確化している。また、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 解決策の立案及び仕事の改善 | 課題に対して、迅速的確に解決策の立案や方法手段を講じている。 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |
⑤ 段取り | 仕事の展開、進行を見通して的確に段取りをしている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 条件に適合した仕事の手段方法を選択し、PDCAサイクルにより、適切な業務管理を行うとともに、収集情報を的確に整理し、活用している。 | ⑥ 判断・処理 | 収集情報を活用し、条件に適合した手段、方法を選択し、的確に判断し迅速性のある処理を行っている。 |
⑦ 業務管理 | 所期の目的や期限厳守が実現するように適切な業務管理をしてやり遂げている。 | |||
4 コミュニケーション力 | 的確な折衝、調整を行っている。 適切に「報告、相談、連絡」を行っている。 | ⑧ 応対 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 | |
⑨ 折衝 | 相手の意図を十分把握し、粘り強く的確に折衝、調整を行っている。 | |||
⑩ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 主査職として、職員に組織の目標や課題を明確にし、職員に浸透させている。 職員を積極的に指導している。 | ⑪ 指導 | 職員に仕事の動機付けなどのヒントを与え、業務の経験を積ませ、状況に応じた具体的な個別指導を行っている。 | |
⑫ 方針の浸透 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 日高町職員(主査職)として規律性や責任感ある姿勢があり、職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 町民の視点、使命感、責任感 | 公正、公平の観点により、主査職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 所属(課、グループ)の業務処理促進に対し、その一員として協力していこうとする行動をとっている。 | ⑯ 課、グループ内の協力、業務全体性の優先 | 課・グループ全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | グループの業務に関わる情報、経験を、全体の業務促進に向け共有化している。 |
(3) 総括主幹、主幹(4級・5級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 組織の目標や課題、自らの職責を理解し、町民や組織からの期待、取り組むべき課題を的確に把握している。 組織内の目標達成に必要な知識、技術、技能を有し、有効に活用している。 | ① 組織の方針等や職責の理解 | 組織の方針、課題、目標や業務内容、果たすべき自らの職責について理解している。 |
② 町民ニーズや対象課題の実態把握及び要因分析 | 課題に関して、社会経済情勢の動向や町民の行政ニーズの実態を的確に把握し、諸要因を様々な角度から分析している。 | |||
③ 知識、技術等の修得及び活用 | 組織内の目標達成に必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 | |||
2 企画力 | 課題達成や問題解決のための方策を立案、創造するとともに、仕事の組み立てにあたっては効率的な業務の推進に努め、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 課題達成や問題解決のための方策の企画立案及び仕事の改善 | 課題の諸要因を踏まえ、的確有効な改善策、解決策を企画立案している。 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |
⑤ 効率的な業務の組み立て | 仕事の組み立てにあたって、ヒト、モノ、カネ、情報、時間などの経営資源を効率的に活用している。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 状況の変化に適合した仕事の手段方法を選択し、仕事をやり遂げるとともに、困難な状況の打開に向け的確に行動している。 | ⑥ 自主的判断及び状況打開への旺盛な行動 | 状況や条件に適合した情報、手段、方法を選択し、的確に行っている。 突発的事態や困難時も状況打開に向け的確に行動している。 |
4 コミュニケーション力 | 的確な折衝、調整を行い、着実な成果を上げている。 適切に「報告、相談、連絡」を行っている。 | ⑦ 効果的な提案明示、合意水準の明確化 | 組織方針や自己の意見を明瞭かつ説得力をもち説明している。 折衝では、目的、合意内容と水準、諸対応策をあらかじめ明確にしている。 | |
⑧ 粘り強く柔軟な折衝 | 相手方の意図を十分把握し、所期方針を最大活かす形で、粘り強くかつ状況に応じて柔軟に、的確な折衝や調整を行い、着実な成果を上げている。 | |||
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 仕事の指導を通じて職員の育成に積極的に取り組んでいる。 組織の目標や課題を明確にし、職員に浸透させるとともに、自主性を尊重する雰囲気をつくり、職員の士気と集中力を高め組織力を発揮している。 | ⑩ 職員の育成 | 職員に長期的な課題を課し、仕事の軌道修正や進行速度の変更、障害除去などの対応時には、その決定過程を説明し、職員の目標を達成させている。 | |
⑪ 助言とリード、賞賛と注意 | 業務の進行状況を把握し、職員に的確な指示、助言等を行っている。 職員の努力する姿勢や仕事の結果に関し、必要に応じて誉めたり注意したりしている。 | |||
⑫ 士気高揚、自主性促進 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させ、職員の士気を高めている。 職員の意見を積極的に取り入れ、自主性を発揮させている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 日高町職員(主幹職)として強い使命感と責任感を有するとともに服務規律を遵守し、全体の奉仕者として他の模範となるような行動をとっている。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 使命感、責任感 | 主幹職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 所属(課、グループ)の業務処理促進に対し、その一員として協力して情報や経験を共有する行動をとっている。 | ⑯ 課、グループ内の協力、業務全体性の優先 | 課・グループ全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | グループの業務に関わる情報、経験を、全体の業務促進に向け共有化している。 |
(4) 課長、参事(5級・6級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 組織の目標や課題、自らの職責を理解し、町民や組織からの期待、取り組むべき課題を的確に把握するとともに、今後発生し得る有事の対応を想定している。 | ① 組織の方針等や職責の理解 | 組織の方針、課題、目標や業務内容、果たすべき自らの職責について理解している。 |
② 町民ニーズや対象課題の実態把握及び要因分析 | 課題に関して、社会経済情勢の動向や町民の行政ニーズの実態を的確に把握し、諸要因を様々な角度から的確に分析している。 | |||
③ 危機管理の対応 | 今後発生し得る有事を想定し、対応策を上司に説明している。 | |||
2 企画力 | 課題達成や問題解決のための方策を立案、創造するとともに、将来に向けた展開すべき施策を予測し、企画構想している。 | ④ 課題達成や問題解決のための方策の企画立案 | 考慮すべき諸要因を踏まえ、的確有効な達成方策や改善策、解決策を企画立案している。 | |
⑤ 中長期的、戦略的企画立案 | 所管業務に関連して、広い視野に立ち、町の将来を見据え、中長期(5~10年)的展望に立った戦略的な取り組みを立案している。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 状況の変化に適合した仕事の手段方法を選択し、最善の策を講じるとともに、困難な状況の打開に向け迅速、的確に行動している。 また、収集情報を的確に整理をし、有効に活用している。 | ⑥ 自主的判断及び状況打開への旺盛な行動 | 情勢や条件に適合した情報、手段、方法を選択し、的確な意思決定を行っている。 突発的事態や困難時も冷静沈着に判断し、迅速、的確に行動している。 |
4 コミュニケーション力 | 効果的な折衝、調整を行い、相手の協力を引き出している。 | ⑦ 折衝、効果的な提案明示、合意水準の明確化 | 折衝では、目的、合意内容と水準、諸対応策を明確にし、粘り強くかつ柔軟に対応している。 組織方針や自己の意見を明瞭かつ説得力をもち相手方に説明している。 | |
⑧ 関係先との協力関係の構築 | 町民、団体、企業との交流、国・関係機関諸団体との意見交換等を通じ、状況に応じた適切な協力関係を構築している。 | |||
5 組織管理力 | 職員の特性を踏まえた仕事の割り振りや指導を行い、必要な情報や能力開発の場を与え、自信をつけさせている。 組織目標や課題を明確にして浸透させ、職員の自主性や士気を高め、組織力を引き出している。また、職員の能力や仕事の成果を適正に評価している。 | ⑨ 職員の適性等の把握と育成 | 職員の能力、経験、適正等を十分に把握した上で、適切な業務の割り振りを行い、能力開発の場を与えている。 | |
⑩ 助言とリード、賞賛と注意 | 業務の進行状況を把握し、職員に的確な指示、助言等を行っている。 職員の努力する姿勢や仕事の結果に関し、人材育成の観点から、誉めたり注意したりしている。 | |||
⑪ 士気高揚、自主性促進 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させている。 必要に応じて意見を積極的に取り入れ、職員の自主性を発揮させる組織運用をしている。 | |||
⑫ 効率的で柔軟な組織運営 | 職員に対してコスト意識を徹底させたり、突発的業務への対応を適切に指示するなど、効率的で柔軟な組織運用を行っている。 | |||
⑬ 職員管理と適正な評価業務の実施 | 職員の勤務状況、健康状況、悩み等をよく把握し適切な指導を行うと同時に、所定の方法で適正に評価を行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 日高町職員(課長職)として強い使命感と責任感を有するとともに服務規律を遵守し、全体の奉仕者として他の模範となるような行動をとっている。 | ⑭ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑮ 使命感、責任感 | 課長職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 |
2 医療技術職
(1) 一般(1級・2級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 医療業務の遂行に必要な知識、技術、技能を有し、担当職務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努めている。 | ① 担当職務の理解 | 目的、内容、処理の手順や上司の指示を明確に理解している。 |
② 情報収集、知識、技術等の修得、活用 | 必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 必要とされる情報を的確に収集し、活用している。 | |||
2 企画力 | 仕事を円滑に進めるための準備を適切に整えることができる。 また、医療機械器具等の応用的使用法を検討するなど、仕事をわかりやすく改善している。 | ③ 仕事の準備 | 必要な手続き、道具、資料等を事前に準備している。 | |
④ 仕事の改善 | 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 常に上司の指揮命令に正確かつ迅速に対応し、仕事に優先順位をつけ、期限を守りながら職務を遂行している。 | ⑤ 安全かつ迅速な職務の遂行 | 安全かつ迅速性のある処理をしている。 |
⑥ 適正な処理 | 所定の手続き、方法に沿って処理をしている。 | |||
⑦ 指揮命令の遵守 | 上司の指揮命令に迅速かつ正確に対応している。 | |||
4 コミュニケーション力 | わかりやすい表現をするなど町民に好印象を与える言葉遣いや態度、姿勢をとるとともに、医療現場では指示命令をテキパキと受け止め、また上司に報告や連絡、相談するなど、人とのつながりを大切にしている。 | ⑧ 応対、説明 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 相手に応じて分かりやすく説明している。 | |
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚に対して、時機を逸することなく必要な報告、連絡、相談を行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 人命を守る医療技術職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感ある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑩ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑪ 責任、町民の視点 | 担当職務や役割について、責任感をもって最後まで遂行している。 職務を遂行する上で、町民の視点に立って処理している。 | |||
⑫ 向上心 | 職務のレベル向上を目指したり自己能力のレベルアップに向けて仕事の処理をしている。 | |||
7 チームワーク | 町民が安心して暮らすことができる町を目指し、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑬ 施設内の協力、業務全体性の優先 | 施設全体の優先課題や業務に、自己の職務、職責を果たしつつ、調整しながら協力している。 | |
⑭ 情報の共有化 | 施設内の業務に関わる情報を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(2) 主任(3級・4級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 社会情勢等による町民要求の変化を把握し、医療活動に必要な知識と技術、技能を有し、担当業務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努めている。 | ① 担当職務の理解 | 担当職務の処理上の要点を明確に理解している。 |
② 情報収集、専門知識、技術等の修得及び活用 | 必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 必要とされる情報を的確に収集し、活用している。 | |||
2 企画力 | 展開すべき仕事の内容を明確化し、また、常によりよい方法を探求して安易に前例踏襲せず、多様な対応策を検討している。 | ③ 段取り | 仕事の展開、進行を見通して的確に段取りをしている。 | |
④ 仕事の改善 | 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 医療現場の最前線において、職務を迅速かつ安全、確実に行うとともに、PDCAサイクルにより、適切な業務管理を行っている。 | ⑤ 安全かつ迅速な職務の遂行 | 安全かつ迅速性のある処理をしている。 |
⑥ 業務管理 | 所期の目的や期限厳守が実現するように適切な業務管理をして仕事をやり遂げている。 | |||
⑦ 適正な処理 | 所定の手続き、方法に沿って処理をしている。 | |||
⑧ 指揮命令の遵守 | 上司の指揮命令に迅速かつ正確に対応するとともに、部下に下命している。 | |||
4 コミュニケーション力 | 町民に説明するときは相手の理解度に合わせた説明をするとともに、話を聞くときは要点をまとめた上で真意を捉えている。 また、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | ⑨ 応対 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 | |
⑩ 説得力 | 相手に応じて分かりやすく説明し、理解、納得させている。 | |||
⑪ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 主任職として後輩を積極的に指導している。 | ⑫ 指導 | 職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを伝承するなど、仕事ぶりは後輩職員の良き手本になっている。 | |
情意力群 | 6 姿勢態度 | 人命を守る医療技術職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感ある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 使命感、責任感 | 町民の視点に立って、職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 町民が安心して暮らすことができる町を目指し、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑯ 施設内の協力、業務全体性の優先 | 施設全体の優先課題や業務に、自己の職務、職責を果たしつつ、調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | 施設内の業務に関わる情報、経験を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(3) 管理(5級・6級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 組織の目標や課題、自らの職責を理解し、町民や組織からの期待、取り組むべき課題を的確に把握するとともに、今後発生し得る有事の対応(危機管理)を想定し、責任権限を常に理解している。 | ① 組織の方針等や職責の理解 | 組織の方針、課題、目標や業務内容、果たすべき自らの職責について理解している。 |
② 町民ニーズや対象課題の実態把握及び要因分析 | 課題に関して、社会経済情勢の動向や町民の行政ニーズの実態を的確に把握し、諸要因を様々な角度から的確に分析している。 | |||
③ 危機管理の対応 | 今後発生し得る有事を想定し、対応策を上司に説明している。 | |||
2 企画力 | 課題達成や問題解決のための方策を立案、創造するとともに、町民が安心できる高度な医療施策や具体的な危機管理施策を構築している。 | ④ 課題達成や問題解決のための方策の企画立案 | 考慮すべき諸要因を踏まえ、的確有効な達成方策や改善策、解決策を企画立案している。 | |
⑤ 中長期的、戦略的企画立案 | 所管業務に関連して、広い視野に立ち、町の将来を見据え、中長期(5~10年)的展望に立った戦略的な取り組みを立案している。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 町民の生命、身体の保護のための最善策を熟慮、決断、実行するとともに、困難な状況の打開に向け迅速、的確に行動している。 また、収集情報を的確に整理をし、有効に活用している。 | ⑥ 自主的判断及び状況打開に向けた行動 | 情勢や条件に適合した情報、手段、方法を選択し、的確な意思決定を行っている。 突発的事態や困難時も冷静沈着に判断し、迅速、的確に行動している。 |
4 コミュニケーション力 | 理不尽な要求には自ら説明、説得の上で相手の合意を引き出すとともに、的確な情報公開により町民に不安を与えないなど、危機に直面しても冷静沈着な対応をしている。 | ⑦ 説得力、粘り強く柔軟な折衝 | 折衝では、目的、合意内容と水準、諸対応策を明確にし、粘り強くかつ柔軟に対応している。 組織方針や自己の意見を明瞭かつ説得力をもち相手方に説明している。 | |
⑧ 関係先との協力関係の構築 | 町民、団体、企業との交流、国・関係機関諸団体との意見交換等を通じ、状況に応じた適切な協力関係を構築している。 | |||
5 組織管理力 | 職員の特性を踏まえて、仕事の割り振りや指導を行いながら必要な情報や能力開発の場を与え、自信をつけさせている。 組織の目標や課題を下部に浸透させるとともに、部下の行動を常に把握しながら、安全、確実な組織運営を行っている。また、部下の能力を適正に評価している。 | ⑨ 職員の適性等の把握と育成 | 職員の能力、経験、適正等を十分に把握した上で、適切な業務の割り振りを行い、能力開発の場を与えている。 | |
⑩ 助言とリード、賞賛と注意 | 業務の進行状況を把握し、職員に的確な指示、助言等を行っている。 職員の努力する姿勢や仕事の結果に関し、人材育成の観点から、誉めたり注意したりしている。 | |||
⑪ 方針の浸透 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させている。 | |||
⑫ 指揮監督及び安全、確実な組織運営 | 組織の責任者として部下の行動を常に把握しながら命令を出している。 職員に安全面に配慮した確実な業務の意識付けをしている。 | |||
⑬ 職員管理と適正な評価業務の実施 | 職員の勤務状況、健康状況、悩み等をよく把握し適切な指導を行っている。 所定の方法で適正に評価を行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 人命を守る医療技術職として、また、日高町職員として、職務遂行上に見られる規律性や責任感のある取り組み姿勢がある。 | ⑭ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑮ 使命感、責任感 | 管理職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 |
3 保育職
(1) 一般(1級・2級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 保育指針や保育計画、療育計画などの方針と職務に必要な知識、技術、技能を有し、担当職務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努めている。 | ① 担当職務の理解 | 目的、内容、処理の手順や上司の指示を明確に理解している。 |
② 情報収集、知識、技術等の修得及び活用 | 必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 必要とされる情報を的確に収集し、活用している。 | |||
2 企画力 | 子どもの最善の利益を考慮しながら、仕事を進めるための準備を適切に整えることができる。 また、仕事にアイデアや工夫を凝らしながら改善している。 | ③ 仕事の準備 | 必要な手続き、道具、資料等を事前に準備している。 | |
④ 仕事の改善 | 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 職務を迅速、効率的かつ適正に処理し、一人ひとりの入所児童に適切な指導、援助を行うことで、心身共に健全な育成を図っている。 | ⑤ 迅速な職務の遂行 | 迅速性のある処理をしている。 |
⑥ 効率的な職務の遂行 | 時間の節約や経費節減等の効率性を重視して処理している。 | |||
⑦ 個に応じた入所児童の指導 | 指導計画に沿って、入所児童の指導にあたっている。 | |||
4 コミュニケーション力 | わかりやすい文章や資料を作成し伝えるとともに、保護者等に好印象を与える言葉遣いと態度、姿勢をとることで、保育所のイメージアップにつなげ、また、上司に報告や連絡、相談するなど、人とのつながりを大切にしている。 | ⑧ 応対、説明 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 相手に応じて分かりやすく説明している。 | |
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚に対して、時機を逸することなく必要な報告、連絡、相談を行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 子どもの健全な成果を育む専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感のある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑩ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑪ 責任、町民の視点 | 公正、公平の観点により、担当職務や役割について、責任感をもって最後まで遂行している。 | |||
⑫ 向上心 | 職務のレベル向上を目指したり自己能力のレベルアップに向けて仕事の処理をしている。 | |||
7 チームワーク | 子育て支援サービス(保育・療育)の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑬ 保育所内の協力、業務全体性の優先 | 保育所全体の優先課題や業務に、自己の職責を果たしつつ、調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報の共有化 | 保育所内の業務に関わる情報を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(2) 主査・上席(3級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 保育、療育に関する専門知識、技術等を修得し、担当業務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努め、複数の課題や問題点を的確に把握している。 | ① 担当職務の理解 | 担当職務の処理上の要点を明確に理解している。 |
② 保育、療育に関する専門知識、技術等の修得、活用 | 保育、療育に関する専門知識、技術、技能を修得しており、活用している。 | |||
③ 課題の分析 | 課題や現状の問題点を的確に把握し、整理している。 | |||
2 企画力 | 職員や保護者の意見を調整しながら課題等解決のための方策を立案するとともに、子どもの最善の利益を考慮しながら、展開すべき仕事の内容を明確化している。 また、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 解決策の立案及び仕事の改善 | 解決すべき課題、達成すべき目標に対して、迅速的確に解決策の立案や方法手段を講じている。 | |
⑤ 段取り | 仕事の展開、進行を見通して的確に段取りをしている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 職員全員の仕事の効率を重視するとともに、保育・療育指導計画の実施に変更が生じたときやトラブルの初動対応などが即時かつ的確で、安定感のある業務管理を行っている。 また、収集した情報を的確に整理し、活用している。 | ⑥ 判断・処理 | 収集情報を活用し、条件に適合した手段、方法を選択し、的確に判断し迅速性のある処理を行っている。 |
⑦ 業務管理 | 所期の目的や期限厳守が実現するように適切な業務管理をして仕事をやり遂げている。 | |||
4 コミュニケーション力 | 保護者等から理不尽な要求があっても状況を受容し、保護者の気持ちに寄り添う対応をしており、また、部下職員に対しては、こまめに声がけして小さな事も誉めている。 | ⑧ 応対 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 | |
⑨ 折衝 | 相手の意図を十分把握し、粘り強く的確に折衝、調整を行っている。 | |||
⑩ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 組織の理念や方針、目標を明確にし、職員に浸透させている。 上席・主任職として、職員に現場での経験を積ませるなど、積極的に指導している。 | ⑪ 指導 | 職員に仕事の動機付けなどのヒントを与え、業務の経験を積ませ、状況に応じた具体的な個別指導を行っている。 | |
⑫ 方針の浸透 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 子どもの健全なる成長を育む専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感ある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 町民の視点、使命感、責任感 | 公正、公平の観点により、上席職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 子育て支援サービス(保育・療育)の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑯ 保育所内の協力、業務全体性の優先 | 保育所全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | 保育所内の業務に関わる情報、経験を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(3) 総括主幹、主幹、所長(4級・5級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 組織の目標や課題、自らの職責を理解しつつ、社会情勢等による町民要求の変化を読み、その変化に応えながら、安全な保育・療育行政を実践しており、また、保育所の運営に必要な知識と技術等を有し、円滑に運営している。 | ① 組織の方針等や職責の理解 | 組織の方針、課題、目標や業務内容、果たすべき自らの職責について理解している。 |
② 町民ニーズや対象課題の実態把握及び要因分析 | 課題に関して、社会経済情勢の動向や町民の行政ニーズの実態を的確に把握し、諸要因を様々な角度から分析している。 | |||
③ 保育所の運営に必要な知識と技術等の修得、活用 | 運営に必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 | |||
2 企画力 | 職員や保護者の意見を調整しながら課題等解決のための方策を立案、創造するとともに、仕事の組み立てにあたっては効率的な業務の推進に努め、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 課題達成や問題解決のための方策の企画立案及び仕事の改善 | 考慮すべき諸要因を踏まえ、的確有効な達成方策や改善策、解決策を企画立案している。 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |
⑤ 効率的な業務の組み立て | 仕事の組み立てにあたって、ヒト、モノ、カネ、情報、時間などの経営資源を効率的に活用している。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 状況の変化に応じて、最善の手段方法を選択するとともに、困難な状況の打開に向けて的確に行動している。 | ⑥ 自主的判断及び状況打開への旺盛な行動 | 状況や条件に適合した情報、手段、方法を選択し、的確な意思決定を行っている。 突発的事態や困難時にも冷静沈着に判断し、的確に行動している。 |
4 コミュニケーション力 | 保護者から理不尽な要求があっても毅然とした態度で説得にあたり、常に相手の話を傾聴し、互いの合意形成を図っている。 | ⑦ 効果的な提案明示、合意水準の明確化 | 組織方針や自己の意見を明瞭かつ説得力をもち説明している。 折衝では、目的、合意すべき内容と水準、諸対応策をあらかじめ明確にしている。 | |
⑧ 粘り強く柔軟な折衝 | 相手方の意図を十分把握し、所期方針を最大活かす形で、粘り強くかつ状況に応じて柔軟に、的確な折衝や調整を行い、着実な成果を上げている。 | |||
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 部下に仕事の動機付けをするためのヒントを与え、現場での経験を積ませるなど、所長職として職員を積極的に指導している。 | ⑩ 職員の育成 | 職員に長期的な課題を課し、仕事の軌道修正や進行速度の変更、障害除去などの対応時には、その決定過程を職員に説明し、職員の目標を達成させている。 | |
⑪ 助言とリード、賞賛と注意 | 業務の進行状況を把握し、職員に的確な指示、助言等を行っている。 職員の努力する姿勢や仕事の結果に関し、必要に応じて誉めたり注意したりしている。 | |||
組織の理念や方針、目標を明確にし、職員に浸透させるとともに、自主性を尊重する雰囲気をつくり、職員の士気と集中力を高め組織力を発揮している。 | ⑫ 士気高揚、自主性促進 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させ、職員の士気を高めている。 職員の意見を積極的に取り入れ、自主性を発揮させている。 | ||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 子どもの健全なる成長を育む専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感のある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 使命感、責任感 | 所長職としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 子育て支援サービス(保育・療育)の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑯ 保育所内の協力、業務全体性の優先 | 保育所全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | 保育所内の業務に関わる情報、経験を全体の業務促進に向け共有化している。 |
4 介護職
(1) 一般(1級・2級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 介護サービス計画などの方針と職務に必要な知識、技術、技能を有し、担当職務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努めている。 | ① 担当職務の理解 | 目的、内容、処理の手順や上司の指示を明確に理解している。 |
② 情報収集、知識、技術等の修得及び活用 | 必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 | |||
2 企画力 | 入所者の最善の利益を考慮しながら、仕事を進めるための準備を適切に整えることができる。 また、仕事にアイデアや工夫を凝らしながら改善している。 | ③ 仕事の準備 | 必要な手続き、道具、資料等を事前に準備している。 | |
④ 仕事の改善 | 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 職務を迅速、効率的かつ適正に処理し、一人ひとりの入所者に適切な指導、援助を行うことで、心身共に健全な介護を図っている。 | ⑤ 迅速な職務の遂行 | 迅速性のある処理をしている。 |
⑥ 効率的な職務の遂行 | 時間の節約や経費節減等の効率性を重視して処理している。 | |||
⑦ 個に応じた入所者の介護 | ケアプランに沿って、入所者の介護にあたっている。 | |||
4 コミュニケーション力 | 入所者に対する際の言葉遣いや態度、気配りなどが適切である。 また、上司に報告や連絡、相談するなど、人とのつながりを大切にしている。 | ⑧ 応対、説明 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 相手に応じて分かりやすく説明している。 | |
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚に対して、時機を逸することなく必要な報告、連絡、相談を行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 入所者の福祉を増進させる専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感のある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑩ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑪ 責任、町民の視点 | 公正、公平の観点により、担当職務や役割について、責任感をもって最後まで遂行している。 | |||
⑫ 向上心 | 職務のレベル向上を目指したり自己能力のレベルアップに向けて仕事の処理をしている。 | |||
7 チームワーク | 高齢者福祉の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑬ 施設内の協力、業務全体性の優先 | 施設全体の優先課題や業務に、自己の職責を果たしつつ、調整しながら協力している。 | |
⑭ 情報の共有化 | 施設内の業務に関わる情報を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(2) 副介護長、主幹、主査、上席(3級・4級)用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 介護に関する専門知識、技術等を修得し、担当業務の内容を理解している。 また、職務に必要な情報の収集、活用に努め、複数の課題や問題点を的確に把握している。 | ① 担当職務の理解 | 担当職務の処理上の要点を明確に理解している。 |
② 介護に関する専門知識、技術等の修得、活用 | 専門知識、技術、技能を修得しており、活用している。 | |||
③ 課題の分析 | 担当する職務について、課題や現状の問題点を的確に把握し、整理している。 | |||
2 企画力 | 職員や入所者の意見を調整しながら課題等解決のための方策を立案するとともに、入所者の最善の利益を考慮しながら、展開すべき仕事の内容を明確化している。 また、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 解決策の立案及び仕事の改善 | 課題や目標に対して、迅速的確に解決策の立案や方法手段を講じている。 従来の仕事の進め方や手順について、改善や工夫を加えている。 | |
⑤ 段取り | 仕事の展開、進行を見通して的確に段取りをしている。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 職員全員の仕事の効率を重視するとともに、ケアプランの実施に変更が生じたときやトラブルの初動対応などが即時かつ的確で、安定感のある業務管理を行っている。 また、収集した情報を的確に整理し、活用している。 | ⑥ 判断・処理 | 収集情報を活用し、条件に適合した手段、方法を選択し、的確に判断し迅速性のある処理を行っている。 |
⑦ 業務管理 | 所期の目的や期限厳守が実現するように適切な業務管理をして仕事をやり遂げている。 | |||
4 コミュニケーション力 | 家族等から理不尽な要求があっても状況を受容し、家族の気持ちに寄り添う対応をしており、また、部下職員に対しては、こまめに声がけして小さな事も誉めている。 | ⑧ 応対 | 相手の話(電話)に対して丁寧な応対を行い、良く耳を傾け、内容を的確に理解している。 | |
⑨ 折衝 | 相手の意図を十分把握し、粘り強く的確に折衝、調整を行っている。 | |||
⑩ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 組織の理念や方針、目標を明確にし、職員に浸透させている。 副介護長・主任職として、職員に現場での経験を積ませるなど、職員を積極的に指導している。 | ⑪ 指導 | 職員に仕事の動機付けなどのヒントを与え、業務の経験を積ませ、状況に応じた具体的な個別指導を行っている。 | |
⑫ 方針の浸透 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 入所者の福祉を増進させる専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感ある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 使命感、責任感 | 公正、公平の観点により、その職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 高齢者福祉の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑯ 施設内の協力、業務全体性の優先 | 施設全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | 施設内の業務に関わる情報、経験を全体の業務促進に向け共有化している。 |
(3) 介護長(4級)職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 | 組織の目標や課題、自らの職責を理解しつつ、社会情勢等による町民要求の変化を読み、その変化に応えながら、安全な高齢者福祉行政を実践しており、また、施設の運営に必要な知識と技術等を有し、円滑に運営している。 | 1 組織の方針等や職責の理解 | 組織の方針、課題、目標や業務内容、果たすべき自らの職責について理解している。 |
2 町民ニーズや対象課題の実態把握及び要因分析 | 取り組むべき課題に関して、社会経済情勢の動向や町民の行政ニーズの実態を的確に把握し、諸要因を様々な角度から分析している。 | |||
3 施設の運営に必要な知識と技術等の修得、活用 | 運営に必要な知識、技術、技能を有し、活用している。 | |||
2 企画力 | 職員や入所者の意見を調整しながら課題等解決のための方策を立案、創造するとともに、仕事の組み立てにあたっては効率的な業務の推進に努め、必要な職務の改善を行っている。 | ④ 課題達成や問題解決のための方策の企画立案及び仕事の改善 | 考慮すべき諸要因を踏まえ、的確有効な達成方策や改善策、解決策を企画立案している。 | |
⑤ 効率的な業務の組み立て | 仕事の組み立てにあたって、ヒト、モノ、カネ、情報、時間などの経営資源を効率的に活用している。 | |||
行動力群 | 3 判断・実行力 | 状況の変化に応じて、最善の手段方法を選択するとともに、困難な状況の打開に向けて的確に行動している。 | ⑥ 自主的判断及び状況打開への旺盛な行動 | 状況や条件に適合した情報、手段、方法を選択し、的確な意思決定を行っている。 突発的事態や困難時にも冷静沈着に判断し、的確に行動している。 |
4 コミュニケーション力 | 家族等から理不尽な要求があっても毅然とした態度で説得にあたり、常に相手の話を傾聴し、互いの合意形成を図っている。 | ⑦ 効果的な提案明示、合意水準の明確化 | 組織方針や自己の意見を明瞭かつ説得力をもち説明している。 折衝では、目的、合意すべき内容と水準、諸対応策をあらかじめ明確にしている。 | |
⑧ 粘り強く柔軟な折衝 | 相手方の意図を十分把握し、所期方針を最大活かす形で、粘り強くかつ状況に応じて柔軟に、的確な折衝や調整を行い、着実な成果を上げている。 | |||
⑨ 報告、連絡、相談 | 上司や同僚、部下に対して、時機を逸することなく要点を簡潔、明確にし、適切に報告、連絡、相談を行っている。 | |||
5 組織管理力 | 部下に仕事の動機付けをするためのヒントを与え、現場での経験を積ませるなど、介護長職として職員を積極的に指導している。 組織の理念や方針、目標を明確にし、職員に浸透させるとともに、自主性を尊重する雰囲気をつくり、職員の士気と集中力を高め組織力を発揮している。 | ⑩ 職員の育成 | 職員に長期的な課題を課し、仕事の軌道修正や進行速度の変更、障害除去などの対応時には、その決定過程を職員に説明し、更には職員の目標を達成させている。 | |
⑪ 助言とリード、賞賛と注意 | 施設の業務の進行状況を把握し、職員に的確な指示、助言等を行っている。 職員の努力する姿勢や仕事の結果に関し、必要に応じて誉めたり注意したりしている。 | |||
⑫ 士気高揚、自主性促進 | 組織の方針や課題、目標を明確にし、組織内に浸透させ、職員の士気を高めている。 職員の意見を積極的に取り入れ、自主性を発揮させている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 | 入所者の福祉を増進させる専門職として、また、日高町職員として職務遂行上に見られる規律性や責任感のある取り組み姿勢がある。 職務遂行にあたって、より高いレベルに向けて積極的に取り組んでいる。 | ⑬ 規律、ルールの遵守等 | 服務規律や職場ルールを遵守し、礼儀正しく時間を大切にしている。 |
⑭ 使命感、責任感 | 介護長としての職責を自覚し、責任転嫁や問題回避をせず、当事者意識と使命感をもって行動している。 | |||
⑮ 目標管理 | 現行よりも一歩高い目標を設定し、実現に向け熱心に推進しながら、常に自己啓発に努めている。 | |||
7 チームワーク | 高齢者福祉の更なる発展に向けて、職員が一丸となって取り組むとともに、他者への協力や協働を惜しまない。 | ⑯ 施設内の協力、業務全体性の優先 | 施設全体の優先課題や業務に、自己の業務を調整しながら協力している。 | |
⑰ 情報、経験の共有 | 施設内の業務に関わる情報、経験を全体の業務促進に向け共有化している。 |
5 医師職
(1) 副院長、医長、医師職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 2 企画力 (知識・技術・診療) | 医学的知識・技術及び経験に基づき、困難な症例について、適切な診療を行っている。 | ①適切な診断 | 医学的知識・技術及び経験に基づき、困難な症例について、適切な診断を行っている。 |
②適切な治療 | 困難な症例について、診断結果に基づき適切な治療を行っている。 | |||
③知識・技術の向上 | 自助努力により知識や技術を向上させ、業務上発揮している。 | |||
行動力群 | 4 コミュニケーション力 (患者等への説明・指導) | 患者やその家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとり、分かりやすい説明・指導を行っている。 | ①役割認識 | 患者やその家族等と円滑なコミュニケーションを行っている。 |
②説明・指導 | 説明する相手方に対応した理解しやすい説明・指導を適切に行っている。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 (倫理) | 医師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行している。 | ①責任感 | 医師としての責任を自覚しつつ業務に取り組んでいる。 |
②公正性 | 服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行している。 | |||
7 チームワーク (信頼関係の構築) | 上司・部下・関係部署等との信頼関係を構築する。 | ①協調性 | 上司・部下や他部局等の担当者と協力的な関係を構築している。 | |
②説明 | ポイントを整理し、筋道を立てて分かりやすく説明している。 |
(2) 院長、所長職用
評価要素 | 評価項目 | 標準職務遂行能力 | 着眼点 | 求められる行動 |
思考力群 | 1 理解力 2 企画力 (知識・技術・診療) | 高度な医学的知識・技術及び経験に基づき、困難な症例について的確な診断を行っている。 | ①的確な診断 | 高度な医学的知識・技術及び経験に基づき、困難な症例について的確な診断を行っている。 |
②適切な治療 | 困難な症例について、診断結果に基づき適切な治療を行っている。 | |||
行動力群 | 3 判断 (判断) | 所管する事案について、適切な判断を行っている。 | ①最適な選択 | 取り得る戦略、選択肢の中から、進むべき方向性や現在の状況を踏まえ最適な選択を行っている。 |
②適時の判断 | 事案の優先順位や全体に与える影響を考慮し、適切なタイミングで判断を行っている。 | |||
5 組織管理力 (組織統率・人材育成) | 適切に業務を配分した上、業務の実施状況を管理し、成果を挙げるとともに、部下の指導・育成を行っている。 | ①業務配分 | 課題の重要性や部下の役割・能力を踏まえて、組織の中で適切に業務を配分している。 | |
②進捗管理 | 部下の業務の進捗管理をしている。 | |||
③能力開発 | 適切な指導を行い能力開発を促している。 | |||
情意力群 | 6 姿勢態度 (倫理) | 医師としての責任を自覚しつつ、所管する業務の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行している。 | ①責任感 | 医師としての責任を自覚しつつ、所管する業務の課題に責任を持って取り組んでいる。 |
②公正性 | 服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行している。 | |||
7 チームワーク (調整) | 円滑に診療業務を遂行できるよう関係者と調整を行い、合意を形成している。 | ①信頼関係の構築 | 関係する組織の担当者と信頼関係を構築している。 | |
②調整 | 円滑な診療が行えるよう関係者と調整を行っている。 |
別表第4(第10条関係)
能力評価尺度
点数 | 段階定義 | 職務行動 | 指導の有無 |
5 | 極めて優秀な水準 | 着眼点に示す行動が的確にとられており、他の職員に良い影響を与え模範となっている。 | 全く指導の必要性がない |
4 | 優秀な水準 | 着眼点に示す行動が十分にとられており、業務を円滑に遂行し、問題がない。 | 指導の必要性がほとんどない |
3 | 標準 | 着眼点に示す行動がおおむねとられており、業務に支障を来すことはない。 | 通常の業務を通じた指導で十分である |
2 | やや劣る水準 | 着眼点に示す行動がとられていないことが多く、業務に若干支障を来すことがある。 | 時々、個別に指導の機会を設けて努力を促さなければならない |
1 | 劣る水準 | 着眼点に示す行動が全くとられておらず、業務に支障を来し、周囲に悪影響を与えている。 | 個別かつ継続的に常に指導の機会を設けて努力を促さなければならない |
別表第5(第10条関係)
業績評価評語設定基準表
1 難易度の設定基準(HML)
高い(H) | 標準(M) | 低い(L) | |
困難度 | (1) 新規の制度、仕組みの創設、計画策定 (2) 長年の懸案となっている課題の解決(大幅な事務事業の見直しを含む) | 現在より一歩高い水準を目指す事務事業の見直し、困難性が同程度の新規事務事業 | 新規事務事業でも既存事務事業の改善より困難性が低いもの |
(1) 前年度をかなり上回る数値目標 (2) 内外に調整を要する利害関係者や関係機関が多く、調整に時間や労力を要する | (1) 前年度をやや上回る数値目標 (2) 内外に調整を要する利害関係者や関係機関が比較的多く、調整に時間や労力をある程度要する | (1) 前年度並みの数値目標 (2) 内外に調整を要する利害関係者がほとんどいない | |
点数 | 4 | 2 | 1 |
貢献度 | (1) 町(町長)の重点方針や行政課題として重要度が極めて高い (2) 町(町長)の重点方針や行政課題への関連性が極めて高い | (1) 町(町長)の重点方針や行政課題として重要度がある程度高い (2) 町(町長)の重点方針や行政課題への関連性がある程度ある | (1) 町(町長)の重点方針や行政課題として重要度が低い (2) 町(町長)の重点方針や行政課題への関連性が乏しい |
点数 | 4 | 2 | 1 |
緊急度 | 他の課題に比べて時間的優先度が高い | 他の課題に比べて時間的優先度が同程度 | 他の課題に比べて時間的優先度が低い |
目標達成に向けて時間的な制約が強い | 目標達成に向けて時間的な制約がやや強い | 目標達成に向けて時間的な制約がやや緩い | |
点数 | 2 | 1 | 0 |
合計点 | |||
難易度 | 8点以上 | 4点以上8点未満 | 4点未満 |
難易度は高い (H) | 難易度は標準である(M) | 難易度は低い (L) |
2 達成度の設定基準(+±-)
高度に達成(+) | ほぼ達成(±) | ほとんど未達成(-) | |
判断基準 | 数値目標を完全に達成できた (目標達成率は100%以上であった) | 数値目標をある程度達成できた (目標達成率はおおむね80%以上100%未満であった) | 数値目標よりかなり低い達成基準である (目標達成率はおおむね80%未満であった) |
達成状況が、組織の期待や要求に十分応えるものであった | 職務遂行上の処理に大きな誤りや遅れはなく、達成状況は、やや遅れてはいるが着実に進行している | 職務遂行上の処理が不適切であり、達成状況が組織の期待や要求を満たすことができなかった | |
期限までに完全に達成できた | 目標達成の進捗状況は、やや遅れてはいるが、着実に進行している | (1) 期限よりかなり遅れて達成した (2) 目標に向けて着手はしているが、進捗状況ははかばかしくない |
3 評価点数算出表
達成度 難易度 | 高度に達成 (+) | ほぼ達成 (±) | ほとんど未達成(-) | 未着手 (N) | ||
50~80%未満 | 20~50%未満 | 25%未満 | ||||
高い(H) | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
標準(M) | 4 | 3 | 2 | 1 | 1 | 0 |
低い(L) | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 |